東広島市PFAS問題 泡消火剤使用認めた米軍に要望書
東広島市で高濃度のPFAS=有機フッ素化合物が検出されている問題で、市が泡消火剤の使用を認めたアメリカ軍に対しあらためて要望書を提出しました。 川上弾薬庫付近では最大で国の目標値の300倍を超えるPFASが検出されています。 PFOSが含まれる泡消火剤についてアメリカ軍は「使用実績がない」と回答していましたが先月、訓練などで使用していたことを明らかにしました。 これを受けて、9月30日に東広島市の高垣市長が中国四国防衛局を訪れ、アメリカ軍に対し水質や土壌調査の実施と結果の公表などを求める要望書を提出したということです。 アメリカ軍が泡消火剤の使用を認めたヘリパット周辺と隣接した地域では今も高濃度のPFASの検出が続いています。