デ・ブライネの新天地はアメリカか サンディエゴFCが巨額サラリーの準備
シティとの契約は来年6月末で満了
アメリカのサンディエゴFCがマンチェスター・シティのケビン・デ・ブライネに対して好条件のオファーを準備しているようだ。 [映像]CLリーグフェーズ第3節 マンチェスター・シティ対スパルタ・プラハ ハイライト 2015年8月にヴォルフスブルクから加入して以来、シティでは替えの利かない絶対的な存在として活躍してきたデ・ブライネだが、既に33歳となり、現在の契約が切れる来年6月末で退団する可能性が取り沙汰されている。 デ・ブライネをめぐってはサウジアラビアの複数のクラブが獲得を検討しているとされる。本人は今夏マンチェスターのラジオ放送『BBC Radio Manchester』の取材に応じた際に自身の去就について「そのことは誰とも話をしていない」とコメントし、現時点で全くの未定であると強調していた。しかし、仮に来夏でのシティ退団が現実のものとなれば、同選手のもとに破格のオファーが中東から届くことは間違いないだろう。 こうした中、ドイツ紙『Sport Bild』によると、アメリカのサンディエゴFCがデ・ブライネに対して年俸2000万ドル(約30億円)のオファーを提示しようとしているという。 サンディエゴは来年からメジャーリーグ・サッカー(MLS)への参入を予定している新興チームだが、高年俸の他にデ・ブライネの妻であるミシェル・ラクロワさんが中東での子育てに乗り気ではないことから、サンディエゴはデ・ブライネにとって有力な新天地候補の一つになり得るとも同紙は伝えている。 シティでプレミアリーグ優勝5回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝1回をはじめ数々のビッグタイトルを獲得してきた世界最高のミッドフィールダーは、キャリアの晩年をアメリカで過ごすことになるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部