リニアどうなる…川勝知事「散りぬべき 時知りてこそ…」細川ガラシャの辞世の句読み上げ退職届 沿線自治体の市長は次の知事に期待「着工の判断基準をはっきり示して」
「職業差別」と受け取れる発言が問題となった静岡県の川勝知事が退職届を提出しました。注目されるのがリニア中央新幹線の静岡工区です。長野県飯田市の佐藤市長は、次の知事には着工の判断基準をはっきり示すことを期待しました。 【動画はこちら】リニアどうなる…川勝知事「散りぬべき 時知りてこそ…」細川ガラシャの辞世の句読み上げ退職届 沿線自治体の市長は次の知事に期待「着工の判断基準をはっきり示して」
静岡県・川勝平太知事： 「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」 戦国時代、非業の死を遂げた細川ガラシャの辞世の句を読み上げて退職届を提出した川勝平太・静岡県知事。
4月1日の入庁式で「職業差別」と受け取れる発言をして、批判を浴びました。 静岡県・川勝平太知事： 「私の発言で県民に大変な迷惑がかかっているという自覚があり、それを早く止めたい」
大井川の水問題などを挙げリニア中央新幹線の着工を認めてこなかった川勝知事。 JR東海は、当初の目標だった2027年品川・名古屋間の開業を断念しました。 一方、長野県内では工事が進み唯一、駅ができる飯田市では地権者の移転が進んでいます。
川勝知事の辞職願提出を受け佐藤市長はー。 飯田市・佐藤健市長： 「次の知事がどういう考えかわからないので川勝知事が辞めただけで大きく進むかわからない。川勝知事の（着工の）ゴーサインを出すか出さないかという判断基準が非常にわかりづらかったのでわかりやすくなる、はっきりすることを期待したいと思います」
長野放送
