東武、臨時特急列車を浅草~新栃木間で運転へ スカイツリー効果の需要増に対応 /東京
東武鉄道(本社・東京都墨田区)は、6~8月の毎週金曜日、午後8時半に浅草を出発して新栃木に向かう臨時特急列車「きりふり269号」を運転することを決めた。東京スカイツリータウンや浅草の人気が高まっており、買い物客や観光客らの利便性を高める。 東京スカイツリーが開業した2012年度は、とうきょうスカイツリー駅から日光線方面の特急列車に乗る人は年間2万1000人程度だったが、2013年度は約6万人と、3倍に増えているという。周遊や買い物のほか、通勤・ 通学帰りのニーズも高まっており、これまでになかった時刻に初めて特急を設定した。この特急列車は終点の新栃木で「普通 東武宇都宮行き」、「普通 鬼怒川温泉行き」にそれぞれ接続している。 使用車両は、350型の4両編成。特急料金は、浅草、とうきょうスカイツリー、北千住から乗車した場合、春日部まで310円、栃木、新栃木までは820円。特急券の他に乗車券が必要。