オズワルド畠中&空気階段もぐらが北野武作品オマージュの凶悪演技
番組から提供されたオフィシャル素材をもとに、放送・配信されたテレビ番組をレポートする「テレビおぼえがき」。今からでも見逃し配信で楽しめる番組に絞って紹介する。 【写真】北野武作品のような狂気をはらむ、空気階段・鈴木もぐら。 ■ 「チャンスの時間」(2024年9月8日配信回)のおぼえがき 9月8日に放送された「チャンスの時間」(ABEMA)は、「怪談ブレイクチャレンジ」と「目指せ!世界のキタノ 凶悪演技シアター」の2本立てで届けられた。「怪談ブレイクチャレンジ」は怖い話が苦手な人も楽しめるよう“キングオブ怪談ブレイカー”ことダイアン津田が、怪談の途中でガヤを入れて恐怖を吹き飛ばす夏の恒例企画。第4弾となる今回は、怪談師のありがとう・ぁみ、事故物件住みます芸人の松原タニシ、クラブDJをしながら怪談師としても活躍するDJ響が怪談を披露した。 まずは、ぁみが語る怪談にテンポよくツッコんでいく津田。不思議と噛み合っていたその掛け合いに、MCの千鳥はネタ合わせをした漫才のようだったと感心。ノブは、ぁみが津田の本来の相方であるユースケにすら見えたと驚く。「心霊写真ブレイク」のチャレンジでは、“あるはずのない腕”が映り込む心霊写真のとある部分に着目した津田が的確なツッコミを入れて笑いを誘った一方、タニシが披露した写真にはシンプルに笑いが止まらなくなってしまい、「普通の家住め!」とアドバイス。「先生」と称される津田が、数々の怪談ブレイク技を繰り出していく。 凶悪な演技で世界から称賛されているビートたけしの継承者を探すべく、芸人が監督・脚本・主演を務め、ショートムービー形式で凶悪演技を披露する新企画「目指せ!世界のキタノ 凶悪演技シアター」にはオズワルド畠中と空気階段・鈴木もぐらが挑戦。普段とは異なるオールバックの姿で、売人におとり捜査を仕掛ける刑事を演じた畠中の作品では、主人公の無慈悲な言動とダークな世界観に「いいキタノしてます!」「ナイスキタノ」と拍手が。畠中は「北野作品の暴力描写はリアル。特にシチュエーションによってその場所ならではの暴力があるのも魅力」と語り、こだわりの暴力描写を実現させた。 北野武の最新作「Broken Rage」に参加しているもぐらは、謎の清掃員に扮して予測不能なストーリーを展開。ノブは「映画ってこんぐらいおもろいものを2時間にしてるやん。5分でいいんやな」「鳥肌立ったよ、今すごく充実感あったよ」と興奮し、大悟も「かまたりもやけど、もぐらの才能がやっぱすごいんやな」と絶賛した。 番組はABEMAで1週間無料配信。