レビューを信じて購入した商品が、写真とまったく異なっていたため返品しました。「やらせレビュー」に騙されない方法はあるのでしょうか?
インターネット上で商品を購入する際に、サイトにあるレビューを参考にしている方は多いでしょう。 ▼セルフレジになったら「客に仕事をさせるのか!」と暴言を吐かれた! 仕事だし我慢するしかないの? しかし、あまりにも高評価の口コミばかりだったり、コメント内容が不自然で違和感を覚えたりする場合は「やらせレビュー」の可能性があります。やらせレビューは、商品を実際に使ったことがない人が書いているケースがほとんとであるため、商品に対して正当な評価がされていない可能性が高いといえます。 そこで今回は、やらせレビューを見抜くためのポイントや、自動分析ツールについて解説していきます。
やらせレビューとは?
消費者庁の調査によると、商品購入時にレビューを全体的もしくは部分的にでも信用しているとしている人は全体の7割を超えます。インターネット上での商品購入時の判断に欠かせない商品レビューですが、中にはやらせレビューと呼ばれるものがあるのをご存じでしょうか。 やらせレビューとは、実際に商品やサービスを購入・利用していないにもかかわらず、報酬やインセンティブを受けるなどして投稿されたレビューをいいます。本来の利用者の正当な意見ではないやらせレビューは、商品の評価を不当に高めたり、競合商品を意図的に低評価にしたりする目的で作成されています。 やらせレビューは商品やサービスの評価を意図的に操作している状態といえるため、購入者は本当に欲しいものではなく、評価を操作された商品を誤って選んでしまう原因にもなり得ます。結果、返品やトラブルのもとになるだけでなく、公正な評価を受けるべき商品にも影響を及ぼすことが考えられます。
やらせレビューを見抜くためのポイント
ここでは、やらせレビューを見抜くためのポイントを3つご紹介します。 ■極端にポジティブな内容を疑う 「最高」「絶対におすすめ」など、過剰に肯定的な表現が多いレビューは注意が必要です。具体的な使用感などが一切書かれていない場合、やらせレビューの可能性があります。 ■プロフィールをチェックする レビューを投稿している人物の過去の投稿履歴が見られる場合は確認してみましょう。同じ商品カテゴリーや似た評価ばかりを投稿している場合、信頼性が低いことが考えられます。 ■レビューや評価に注意する 「素晴らしい商品です」「コスパ最高」といったあいまいな表現が多く、使用状況や具体的な利点・欠点が書かれていない場合は注意が必要です。 また、やらせレビューが多い商品には、不自然な低評価レビューも混ざっていることがあります。ほかにも、ある期間に急に大量の高評価レビューが投稿されている場合などは、プロモーション活動ややらせレビューの影響を受けている可能性があります。
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