細田佳央太主演『七夕の国』本編クリップ映像公開、役に立たない超能力がやがて日本中を巻き込む事件に
7月4日(木)よりディズニープラスにて独占配信される「スター」オリジナルシリーズ『七夕の国』から本編クリップ、第3話までの場面写真が一挙に解禁された。 『寄生獣』で知られる岩明均の“怪作”はどう実写化された?山田孝之、三上博史らも出演する『七夕の国』から一挙解禁された第3話までの場面カット30枚 原作は『寄生獣』や『ヒストリエ』などの人気作を持つ岩明均による同名SF漫画。岩明の作品の中でもカルト的人気を誇り、その壮大なスケールと刺激的な表現から「映像化困難」と言われ続けていた“怪作”が、『大豆田とわ子と三人の元夫』や『クレイジークルーズ』でメガホンを取った瀧悠輔監督によりドラマシリーズ化される。 キャストには物に触れず小さな穴をあける“役に立たない超能力”を持つ主人公の大学生・南丸洋二(通称ナン丸)に細田佳央太。そして丸神の里に住みナン丸を気に掛ける東丸幸子を藤野涼子、球体の力を悪用し“丸神の里”を追い出された幸子の兄・東丸高志を上杉柊平、ナン丸の通う大学で講師を務め丸神教授を探す江見早百合を木竜麻生、 “丸神の里”で失踪した大学教授・丸神正美を三上博史、球体の力で日本中を恐怖に包む謎の男・丸神頼之を山田孝之が演じる。 大学4年生のナン丸は大学卒業後の進路もまともに考えず、あるサークルの部長として仲間たちとうだつの上がらない日々を送っていた。解禁された本編クリップは「常都大学 新技能開拓研究会」と名付けられたそのサークルの仲間に、真剣な面持ちのナン丸がスマホのカメラを向けられている場面から始まる。 まわりを囲む他の部員たちも固唾を飲んで見守る中、机の上に重ねられた用紙に書かれた小さな「×」印の一点を見つめて両手をかざすような恰好のナン丸が、次の瞬間「ちょわああああああ!!」というどこか間の抜けた独特な発声で気合を集中。すると「パチンッ」という音と共に、ナン丸の手元に置かれた用紙の束に小さな穴が開く。 新記録という7枚の穴開けに成功し、“物に触れず小さな穴をあける”ナン丸の超能力に大はしゃぎのメンバーたちだが、そんな記録更新の様子を発信した研究会SNSのアカウントは「24フォロワー」と寂しいもの。「僕たちの前には本物の超能力者がいるんだ」と盛り上がる部員たちをよそに、後輩部員の亜紀(鳴海唯)からは「まともに就職活動した方がいいですよ」と諭され落ち込むが、それでも「この力はいつか地球を救うんだから」と疑わない後輩の言葉に励まされるナン丸。大学生らしいほのぼのとした日常の中に、これから大きな意味を持つナン丸の超能力が印象深い場面となっている。そしてナン丸は聞き覚えのない丸神教授(三上博史)から呼び出しを受け、彼の謎に引きずり込まれていく物語がいよいよ幕開けする。 本作ではこの一見何の役にも立たないような超能力が、秘密を抱えた閉鎖的なある田舎町、そして日本中をも巻き込む予想もつかない大きな事件へとナン丸を導いてゆくことになる。7月4日(木)からの配信を目前に、第1話から第3話までのあらすじも場面写真と共に解禁された。 第1話「超能力者」では、あらゆるものに小さな穴を開ける超能力を持つナン丸がある日、自分を探していた民俗学の教授・丸神が行方不明になったことを知る。残された丸神ゼミの研究生と交流する中で自分のルーツを知っていくナン丸。そんな中、丸神教授が調べていた丸川町で殺害方法のわからない猟奇事件が起きる。場面写真ではナン丸が知り合う丸神ゼミの研究生たちとのカットや、神妙な面持ちでたたずむ幸子(藤野涼子)のカットなどが解禁となっている。