【制作現場レポート】香取慎吾「あぁ、連ドラをやってるな」と実感、志尊淳と「日本一の最低男」クランクイン
香取慎吾が主演を務め、志尊淳と共演するフジテレビ系ドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」の放送開始日が、2025年1月9日に決定。あわせて、クランクインを迎えた香取と志尊のコメントが到着した。 【画像】「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」場面写真 本作の主人公は、家族や子供が大嫌いな“日本一の最低男”大森一平。政治家を目指す彼は選挙で当選するためにイメージアップを狙うが、家族の問題と真剣に向き合うことにより、やがて本気で社会を変えようと立ち上がる。香取が一平を演じ、志尊が彼と共同生活を送るシングルファーザー・小原正助に扮する。 撮影初日は1話の冒頭、一平が自宅の仕事部屋で誰かと電話をするシーンからスタートした。少し照れくさそうに現場入りした香取は、「よろしくお願いします!」と笑顔で挨拶。監督やスタッフとやりとりしながら、表情の動きや細かい動作にまでこだわり、丁寧に演技を組み立てていく。その後、志尊が2人の子役とともに合流し、正助と子供たちが一平の自宅を訪れるシーンを撮影。合間には、志尊が子供たちと楽しく話す様子や、その様子を香取が離れた場所から笑顔で見守る一幕もあった。 香取は「非常に活気あふれる現場で、これから3カ月、このような現場で仕事ができるんだと思うと、とっても幸せです。何か、“あぁ、連ドラをやってるな”っていう実感がすごくあるんですよ」と述べ、「いつもは、“子供と一緒にお芝居をする香取慎吾”といえば、笑顔で優しいイメージかもしれませんけど、今回は、今まであまり見せたことのない表情を見せられるんじゃないかなと」と語った。 一方で志尊は「なんといっても今回は子供たちと一緒にいるシーンが多い、というところが、この作品ならではのポイント。2人の子供たちとの撮影は、本当に楽しいですね」と振り返る。初共演となる香取については「人間力がそのまま一平さんに投影されていて、一平というキャラクターは嫌なやつなのですが、ものすごく魅力的なのです。とにかく、一緒にお芝居をする時間が楽しいです」と話した。 「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」は毎週木曜22時より放送される。脚本は政池洋佑、蛭田直美、おかざきさとこ、三浦駿斗が執筆し、演出は「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」の及川拓郎が担当。主題歌として、香取の「Circus Funk(feat. Chevon)」が使用される。 ■ 木曜劇場「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」 フジテレビ系 2025年1月9日(木)スタート 毎週木曜 22:00~22:54 ※初回15分拡大 ■ 香取慎吾 コメント □ クランクインを終えて 非常に活気あふれる現場で、これから3カ月、このような現場で仕事ができるんだと思うと、とっても幸せです。何か、“あぁ、連ドラをやってるな”っていう実感がすごくあるんですよ。それこそ、今もこうして、急にコメントを求められたりして、“そうそう、この感じ、この感じ”みたいな(笑)。こういう慌ただしい感じは、ちょっと懐かしくもありますね。 あと、現場に入ったときに驚いたのが、“大森家”のセット。素晴らしく作り込まれたこの一軒家のセットで、今から“ニセモノホームドラマ”が繰り広げられていくんだなって、最初のシーンを撮っているときからもう、ワクワクが止まらなかったです。喜怒哀楽、いろんな感情が詰まったドラマになると思うので、本当に楽しみですね。 □ “最低男”を演じる難しさは感じているか 正直“こんなに最低でいいの?”っていうくらい、最低男になりきれているんじゃないかと思います(笑)! 例えば、子供たちに対しても、ものすごく冷めた態度を取るんですね。いつもは、“子供と一緒にお芝居をする香取慎吾”といえば、笑顔で優しいイメージかもしれませんけど、今回は、今まであまり見せたことのない表情を見せられるんじゃないかなと。……まぁ正確に言うと、子供の前では笑顔でいるけど、誰も見てないところで、とんでもなく最低なことを考えて、最低な顔をしているっていう、一平という人間は、そういうやつなんですけど(笑)。とにかく、演じていてすごく楽しいです。 □ 志尊淳との初共演について どうやら初対面らしいんですよ。最初の顔合わせで、“はじめまして”とごあいさつしていただいて。僕もこれまで、かなりたくさんの方々と共演してきたので、どこかでご一緒したことがあるかもと思って、“本当に、はじめまして?”って確認したら、“はい、はじめましてです!”って……。だから、僕も敬語を使ったほうがいいのかな、みたいなところも含めて(笑)、これからしっかりと関係性を築いていきたいと思います。 でもね、そんなことよりも、志尊淳という俳優さんは、とにかくかっこいい(笑)! 僕は一視聴者として、いろんな作品を通じて彼のことを見てきましたけど、画面越しに見るより、実物のほうが全然かっこいいです! ■ 志尊淳 コメント □ クランクインを終えて 連続ドラマに出演させていただくのは久しぶりで新鮮ですし、なんといっても今回は子供たちと一緒にいるシーンが多い、というところが、この作品ならではのポイント。2人の子供たちとの撮影は、本当に楽しいですね。 □ 小原正助を演じるにあたって心掛けていること 正助は、奥さんを亡くして以来、男手ひとつで2人の子供を育てながら、仕事もがんばっているんですが、“やりたい仕事”と“やらなくてはいけない育児”をどう両立していくか、という問題に悩み、常に葛藤しているキャラクターなんです。ただ、決してあきらめることなく、彼なりに打開策を常に模索している、前向きな人間です。そして、とても優しい。僕だったら、とっくに爆発しているだろうなという感じなんですけどね(笑)。ですから今後、そんな正助の優しさや繊細さも、しっかり表現していけたらと思っています。 □ 香取慎吾との初共演について クランクインをする前から、かなり脚本を読み込み、自分なりに一平さんというキャラクターをイメージしていたのですが、実際に香取さん演じる一平さんを目の当たりにして、“うわ!! すごい、これが一平さんなのか!!”と感動しました。 香取さんの人間力がそのまま一平さんに投影されていて、一平というキャラクターは嫌なやつなのですが、ものすごく魅力的なのです。とにかく、一緒にお芝居をする時間が楽しいです。 そして個人的に、香取さんの間の取り方、セリフ回し、目線の送り方が最高で、気を抜くと爆笑してしまうので、常に緊張感をなくさないよう心がけています(笑)。 (c)フジテレビ