セリエA残留を目指すコモ、リヨンMFマティッチの獲得を検討か…セスク監督が“元同僚”との再会を希望?
セリエAのコモが、リヨンに所属する元セルビア代表MFネマニャ・マティッチの獲得を検討しているようだ。5日、イタリアメディア『スカイ』などが伝えている。 現在36歳のマティッチは、2004年に母国セルビアのFKイェディンストヴォ・ウブでプロデビュー。MFKコシツェでのプレーを経て、2009年8月にチェルシーへと加入した。フィテッセとベンフィカでのプレーを経て2014年1月にチェルシーへ復帰すると、ジョゼ・モウリーニョ監督の信頼を勝ち取って不動のレギュラーに定着。2017年7月に完全移籍したマンチェスター・ユナイテッドでは、在籍した5年間で公式戦189試合出場4ゴール9アシストを記録し、2022-2023シーズンからはローマに活躍の場を移した。しかし、2023年8月に加わったレンヌではクラブとの関係悪化により半年で退団を決意。2023-2024シーズン途中からリヨンでプレーしている。 昨年1月の加入以降、リヨンで公式戦37試合に出場しているマティッチ。昨季は一時降格圏に沈むなど不振に陥っていたフランスの名門だったが、同選手加入の影響もあり復調し、最終的にはリーグ6位フィニッシュを果たしていた。 そんななか、今季も中盤で定位置を確保するマティッチに対し、セリエAのコモが関心を寄せている模様。同クラブを率いるセスク・ファブレガス監督はチェルシー時代の元チームメイトであり、今冬での再会を希望しているという。また、マティッチ自身も金銭面での条件に合意すれば移籍に前向きな様子。現時点でコモは降格圏と1ポイント差の16位と低迷しており、セリエA残留に向け厳しい戦いが続いている。
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