あくまでもクールに。でも熱く。日韓戦に内野貴史は意気盛ん「ちょっと気合が入りますよ」。日の丸を背負う覚悟と責任とともに【U-23アジア杯】
「自分たちのサッカーをやって勝ちたい」
コアメンバーとして多くの活動に参加したことで、日本を代表して戦う責任や覚悟が、より強いものになっていったのだろう。 今大会もその振る舞いは見て取れるし、仲間に対してポジティブな声をかけながらも、厳しい言葉を投げかける姿があった。全ては日本のため――。日韓戦の前日に聞いた言葉からも頼もしさを感じさせた。 「サッカーだけで言えば、選ばれなくてカタールに来れなかった選手もいる。そういう選手のために戦う想いはもちろんある。だけど、また違うものがある。自分も日本代表が負ければ悔しかったし、ましてや韓国に負けたら、全く自分がそこに関わっていないのに、ちょっと晴れない気分になったりもした。サッカーをやっているからとか、関心がないとか関係なく、日本全体を代表して戦わないといけないという意識はあります」 あくまでもクールに。でも熱く。やはり、日韓戦は特別だ。 「サッカーは11対11で戦う。そこは変わらない。相手がどうなろうが、自分たちのサッカーをやって勝ちたいので、冷静に戦わないといけない。ジョエルが言ったようにそこは正しいと思う。でも、やっぱり(日韓戦は)世間の見方は変わってくると思う。なので、自分はちょっと気合が入りますよ」 大岩ジャパンに選出された経験がある86人の想いだけではない。現地はもちろん、テレビの前で応援をしてくれている人への気持ちはあるし、もっと大きな話をすれば、サッカーファミリー関係なく、日本のために戦う必要がある。全力でボールを追いかけ、最後まで足を止めない。韓国戦でどんなプレーを見せるのか。 取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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