西武 ドラ1・武内が7回1失点で無傷の3勝目 6回ピンチでは「絶対に最少失点で」と太田を空振り三振
◇パ・リーグ 西武2-1楽天(2024年5月11日 ベルーナD) まさに「獅子」奮迅の活躍だ。 先発したドラフト1位・武内は7回7安打ながら1失点の粘投。デビューから無傷の3勝目を手にした。 連敗中だったチームの重苦しい空気を吹き払い「プレッシャーを与えられた方が結構、気持ちも上がるので」とさらりと振り返った。 3回以降は毎回得点圏に走者を背負ったが、「焦っても自分のペースが乱れるだけなので」と動じることはなかった。 6回には1点差に迫られ、なお2死一、三塁のピンチ。ここで「絶対に最少失点で」と太田を147キロの直球で空振り三振に仕留めてガッツポーズだ。 防御率1・50と、最下位のチームにあって前評判通りの活躍を続ける左腕は「投げていくうちにだんだん体力もついてきている」と、自信も増してきている。