主将ファン・ダイクが指揮官の退任決断に言及…驚き隠せずも「彼にふさわしい最高の形での別れに…」
リバプールで今シーズンからキャプテンを務めるオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクが、指揮官の退任決断について自身の見解を示した。 2015年10月からリバプールの指揮を執り、7つのタイトルに導いたユルゲン・クロップ監督は26日、シーズン4冠も視野に入るなかで「エネルギーがなくなってきた」との理由から今季限りでの退任を表明。在任9年で終焉を迎える運びとなった。 2017-18シーズン途中から共闘してきた32歳DFは、クラブ公式サイトのインタビューで、「受け止めるのは難しい」とドイツ人指揮官の決断に対する率直な思いを語った。 「受け止めるのは難しいよ。なぜなら監督は僕らにとってもクラブにとっても、そしてプレミアリーグ全体にとっても非常に大きな意味を持っているからだ」 「だけど、彼は自分と家族のために決断を下した。それは常に困難なことであり、間違いなくその通りだったと思う」 多くのフットボールファンと同様に、現状では小さくないショックを受けているファン・ダイクだが、そこは百戦錬磨のリーダー。チームとしてできるだけ最高の形でクロップ監督を送り出したい考えだ。 「今年はまだ達成すべき目標がたくさんあり、監督のお祝いとともに最高の形でシーズンを終えたい」 「もちろん、これは非常に大きな出来事であり、フットボール界において大きなニュースだ。もしかしたら、それ以上のことをすることでさらなる後押しが得られるかもしれないし、一緒にそれをもう少し楽しんで、シーズンの最後の部分、監督のクラブでの最後の部分を、これまでで最高の時間にすることもできるかもしれない」 「僕個人としては、自分たちが掲げている目標や達成しようとしている目標が今回のニュースによって妨げられないようにすることが大事だと考えている」 「それは監督も望んでいることだね。僕らは多くのことを達成し、今の調子、プレースタイル、そして非常にうまくやっているプレーヤーと一緒に自信を保ち続けたいと思っているよ」 また、指揮官の重大な決断が明かされて初の試合となる28日のFAカップ4回戦のノリッジ・シティ戦に向けての決意を語る。 「僕らは今週末のFAカップに向けて準備を整えている。それはとても大きな大会になるだろう。試合に出て、すべてを楽しもう」 「残りのシーズンを特別なものにして、彼が間違いなくふさわしい別れを迎えることができるようにしよう」
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