「自分の家だからこそ楽しい空間にしたい!」敏腕経営者&建築家・寺田尚樹さんのカラフルで近未来的な自邸
巨大な1枚ガラスの引き戸ですべてを引き込む
幅3・6mのガラスの引き戸の向こうフラットに続くテラスには、バランスよく並べられたハリー・ベルトイアの「ダイヤモンドチェア」が置かれています。
水回りはすべて白のタイル。照明の露出をなくしノイズのない空間に
1階の水回り空間は建物を貫く斜めの壁に沿って配置されています。 建具類は、引き戸、回転扉いずれも斜めの形状に合わせて製作され、床と壁はすべて10㎝角の白いタイルで仕上げられました。割り付けの工夫や照明器具の露出をなくしノイズのない整った空間を演出。 斜めの壁は足元から上にいくに従って空間が広がるので、肩のあたりには平面図ではわからなかったゆとりが感じられます。
濃紺一色のベッドルームに映える赤い時計
主寝室は壁と天井を深い夜をイメージさせる濃紺で統一され、小さな間接照明だけで照らされた空間は心地よい眠りへと導きます。
やさしい色合いの子供部屋
子供部屋は淡いピンクや白を基調にした柔らかな空間に。ベッドルームはロフトを活用しています。
親世帯のリビング
こちらは地階にある親世帯のリビング。この空間も斜めの壁を共有しています。USMのシステム収納を空間の間仕切りに使用。 この収納をくぐるように写真右奥に進むと寝室があります。
アトリエにもつながる玄関ホール
玄関ホール。足元を間接光で照らす黒い階段、斜めに設置された大きな黄色の扉などが空間を演出しています。 奥に続くのは親世帯の水回り。地階フロアは他にアトリエも併設されています。
映画好きにはたまらないインターホン
インターホンは、映画『2001年宇宙の旅』(1968年)に登場するコンピュータHAL9000を模しています。