1日1羽…1000日間折り続けた鶴…広島に贈ることも検討 在シアトル日本総領事が紡いだ“千羽鶴”
■「とにかくあっという間の1000日」今後も折り続ける
1000日目を迎え、稲垣さんはー。 「とにかくあっという間に1000日を迎えたという気分です。様々な方々からインスタグラムを見ていますとの声をかけて頂き、本当に励まされてきました。」 投稿に対しての応援コメントや「いいね!」も日を追うごとに増え続け、折り鶴の投稿を始めた当初のフォロワー数は20人ほどだったそうですが、現在は6000人をこえたということです。 外交官としてアメリカの地で世界の平和と健康を祈り続ける稲垣さん。今後についてはー。 「現在、私たちはパンデミックを乗り越えましたが、国際社会は依然として多くの課題に直面しています。広島で開催される今年のG7サミットでは、折り鶴がモチーフとして取り上げられています。パンデミック後の新たな社会状況の中、私はすべての人にとってより安全で、より豊かで、より幸せな未来を願って鶴を折り続けるつもりです。」 今後も離任までは鶴を折り続けるといいます。また、折った鶴は現地の老人施設に贈っているそうですが、今後はG7サミットが行われる広島にも贈ることも考えていきたいということです。 ●在シアトル総領事・稲垣久生さんのインスタグラム https://www.instagram.com/hisaoinagaki/