同僚暴行の空曹処分 小松基地
航空自衛隊小松基地は8日、同僚に暴行を加え全治2週間のけがを負わせたとして、第6航空団整備補給群整備隊に所属する30代の男性3等空曹を停職3カ月の懲戒処分にした。氏名や年齢は公表していない。 基地によると、3等空曹は5月20日、基地内で同じ教育課程を履修していた同僚と口論になり、腹部を1回蹴った。 小松基地は処分までに時間を要した理由について、調査に慎重を期したためとしている。村上博啓司令は「ハラスメントを一切許容しない組織を構築するため、隊員の特性に応じた教育の充実を図り、再犯防止に努める」とコメントした。