飲酒運転の処分厳罰化 「酒気帯び」「同乗」も免職に 千葉県が指針改正
チバテレ(千葉テレビ放送)
千葉県は11月13日、飲酒運転の懲戒処分に関する指針を改正すると発表しました。 「酒気帯び運転」や「飲酒運転の車に同乗した場合」も免職となります。 県によりますと、これまでは、酒酔い運転をした場合と、酒気帯び運転で事故を起こした場合は「免職」とする一方、酒気帯び運転は「免職または停職」となっていました。 今回の改正では、事故を起こさなくても酒気帯び運転をした場合は「免職」とします。 また、「運転手が飲酒運転と知りながら同乗した場合」と「飲酒を勧めた上、飲酒運転を止めなかった場合」についても、今後は原則として「免職」にするということです。 県は、飲酒運転根絶条例で、職員が県民に範を示すべき立場として、率先して飲酒運転の根絶に取り組むとしていることなどから、厳罰化に踏み切ったとしています。 県教育委員会でも同様の指針改正を行うことになっていて、いずれも14日から適用されます。 なお、2024年度これまでに教育委員会も含めた県全体の懲戒処分のうち飲酒運転関係の処分は4件で、このうち半分の2件は免職ではなく停職となっています。
チバテレ(千葉テレビ放送)