『【推しの子】』“太陽”と“闇”、有馬かなとアクアの対照的な覚醒演出に感嘆の声
テレビアニメ『【推しの子】』の第十九話(第2期第八話)「トリガー」がTOKYO MXなどで8月21日に放送され、ネット上では視聴者から多くの反響が寄せられた。 【写真】第十九話「トリガー」を場面カットで振り返る 本作は、漫画『かぐや様は告らせたい』の赤坂アカと『クズの本懐』の横槍メンゴがタッグを組み、世界観やストーリー、ミステリー要素など新たな切り口で芸能界を描く同名漫画を原作としたテレビアニメ。「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」―地方都市で働く産婦人科医・ゴロー。ある日“推し”のアイドル「B小町」のアイが彼の前に現れた。彼女はある禁断の秘密を抱えており…。そんな2人の“最悪”の出会いから、運命が動き出していく物語だ。 第2期では、新たな舞台の幕が開く──。人気マンガ『東京ブレイド』の舞台稽古が始まった。劇団ララライの役者達に囲まれ、大きく飛躍するかな。かなの才能を認めながら、ライバル心を激しく燃やすあかね。才能と熱意のある役者が集う中、アクアは演技すらも利用してアイの死の真相を追い続ける──。そしてアイドルとして母の背中を追い続けるルビーは……。 第十九話(第2期第八話)では、芸能界で生き残るため、使いやすい役者になることを選んだかな。だがアクアに背中を押され……!?一方、演技を楽しいと感じるとパニック障害を起こしてしまうアクアが選んだ、唯一の方法は── そんなストーリーの中とくに話題となったのは、有馬かなとアクアの対照的な覚醒演出。このシーンにネット上では「有馬かなの成長とアクアの苦悩、対比が見事。二人の過去が丁寧に描かれ心理描写も絶妙。アクアの『楽しめない演技』が逆に彼の才能を際立たせてて切ない。芸能界の光と影、才能と努力の関係性など深いテーマが凝縮された印象的な一話」「有馬かなは演技を“楽しみ”スターの輝きを取り戻す一方で、アクアは演技を“苦しみ”舞台上に黒く輝く。前半パートで、アクアの対比的な演技が言及されていたが、本筋の物語としても楽しみ↔苦しみの対比を瞳の星を絡めて魅せてきたのが面白い」といった反響が寄せられた。 また、有馬かな役を演じる声優の潘めぐみは自身のエックスで「有馬かなは、まさに『太陽』でした。アクアは、いつも有馬かなをスポットライトのもとに連れて行ってくれるね。だけど、自分に追い打ちをかけるように『トリガー』を引く姿は、本当に命懸けで。その姿に、涙が出そうになる」と第十九話の感想を述べていた。 テレビアニメ『【推しの子】』第2期は、TOKYO MXにて毎週水曜23時放送。