AFCONで負傷のサラーがエジプト代表から離脱…リヴァプールへ帰還し治療に専念
エジプト代表としてアフリカネーションズカップに参加しているモハメド・サラーは、ケガの治療のため代表チームを離脱し所属クラブのリヴァプールへ戻ることが決定した。21日、ボーンマス戦後の会見で同クラブのユルゲン・クロップ監督が明らかにした。 【サラー(リヴァプール)プレミア全150ゴール集】偉業達成!247試合目での到達は歴代5位のスピード!モハメド・サラーの功績をたたえプレミアリーグ全ゴールを振り返る 優勝候補と目されるチームを牽引する活躍が期待されたサラーだったが、グループステージ(GS)第2戦のガーナ戦でハムストリングを負傷。前半終了間際にピッチを後にしていた。試合後の検査の結果、サラーは月曜に行われるGS最終戦のカーボベルデ戦の欠場が決定。さらに早くても同大会の準決勝までは出場できないとの診断結果が出ていた。 エジプトサッカー協会は21日、サラーの離脱を知らせる声明を発表した。 「サラーについて更なる検査を行い、代表のメディカルチームと所属クラブのリヴァプールとの間で協議した結果、同選手は治療のためカーボベルデ戦の後にイングランドへ戻ることが決定した」 「アフリカネーションズカップの準決勝まで進出した際に、彼が代表に戻ってくることを期待している」 また、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、サラーの今後の予定について以下のように述べた。 「サラーが私たちと共にリハビリをすることについて、おそらく全員が理解してくれるだろう。(中略)もしもエジプトが決勝戦まで進出して、それまでにサラーのコンディションが戻っていたら、彼は代表でプレーするだろう」 GSでは2戦連続の引き分けで、決勝トーナメント進出に黄信号が点っているエジプト代表。チームを離れるエースは今大会再び母国のためにプレーすることができるだろうか。
SPOTV NEWS