モンベル製通学用リュック、25年度も新入児童に無償配布 徳島県鳴門市、子育て支援で
鳴門市は昨年に引き続き、来年度小学校に入学する児童1人につき通学用リュックサック1個を配布する。前回、対象者の98%から申請があり好評だったため。 第3子誕生で職員に100万円、第4子は200万円を支給 徳島県小松島市の社会福祉法人が子育て支援金制度開始 リュックサックは、アウトドア用品大手モンベル社(大阪市)製の通学用バックパック「わんパック」。ナイロン製で重さ約930グラムと、一般的な革製のランドセルより軽い。色は青、茶、赤の3種類。鳴門市のほか、富山県立山町や岡山県備前市など4市町が同製品を無償配布している。 市子育て支援課によると、前回は本年度に小学校に入学した新1年生303人のうち、申請があった297人に配った。配布によってランドセルを購入しなかった人数や実際の使用人数は把握していない。 市は高い申請率のほか、通学時にリュックサックを使う児童をよく見かけることや、25年度に入学する子どもの保護者から問い合わせがあったことなどから好評だったと判断した。 小売店などのランドセル商戦が早期化するのに合わせ、市は既に対象者に案内文書を送った。対象者は17日から、文書に記載されている専用フォームで申し込む。通常は入学前年の11月ごろに配るが、入学後の1年間も申し込める。ランドセルを持っていても申請できる。