幻のトヨタワークスエンジン151E【2】15年以上かけて部品収集したエンジン。搭載される車両の重量は786kg!
幻のトヨタワークスエンジン151E【2】トヨタ カローラ クーペ オーナーは30年以上前の若い頃から、プライベーターとしてレースに参戦しており、当時のワークスエンジンに強い思い入れがあったことから、15年以上かけて151型の部品を収集。ようやく全て揃え、実動状態に持って行けるメドが付いたことから、TE27Lへの移植作業が始まった。 【画像17枚】前後バンパーはカーボン、前後フード類はFRP化されており、徹底的に軽量化されたボディ ハイパワーなレーシングユニットを搭載するとあって、ボディは全面的に補強された。その上で軽量化も施し、ボディ外板パネルは大半がFRPやカーボン製の物に交換され、ウインドーもフロント以外はアクリルへと変更した。その甲斐あって、車重は786kgと当時のワークスカーと同等の数値を達成。脅威の軽量ボディがここに誕生した。 一方、現在の技術で完璧に組まれた151型は、240㎰というハイパワーを達成。レブリミットは10500rpmと完全にレーシングスペックとなっている。ミッションはアルテッツァの6速MTが組み合わされ、リアの足回りはAE86用を装着するために5リンクに変更された。
Nosweb 編集部
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