「ビキニがトラウマだった」女性が丸いヒップで日本3位に! コンプレックスだったO脚を改善した方法とは?
「コツコツ継続するには『目的をいくつも作る』ことが重要です」。サマースタイルアワード(以下サマスタ)で2022年に日本一、昨年も多くの大会で優勝を勝ち獲ったビキニモデル選手の清水優美恵(しみず・ゆみえ/41)さん。今やサマスタの日本トップで戦う清水さんだが、猫背や巻き肩、O脚といったコンプレックスがあるという。現在もそれらを改善中だという清水さんが特に注力するO脚の意外な改善方法とは? 【写真】日本大会ステージで見せた清水優美恵さんのビキニ姿
コンプレックス克服のために奮起
昨年はサマスタ大奥(女性限定コンテスト)でオーバーオール優勝。続く日本大会も3位入賞と、ハイレベルな戦いでも頭角を現している清水さん。身体にコンプレックスがある中でも、露出度の高いビキニモデルに挑戦したわけとは? 「猫背、巻き肩、O脚なことを小さい頃から気にしていたんです。2020年にベストボディ・ジャパンでビキニを着たときも自分では自信が持てなかったので、正直ビキニを着ることはトラウマでした。でも私のお客様も『痩せたい!こんな身体になりたい!』と自分の身体に正面から向き合って戦っているわけで、私も自分のコンプレックスが露わになるビキニモデルにあえて挑戦しようと思ったんです」 「ビキニモデルに出ると決めてからしっかり準備をしたつもりでしたが、初の大会は優勝はできたものの、自分の中ではボロボロで恥ずかしい思いでした……。ポージングもダメ、コンプレックスも目立つ。『このままでは決勝大会で勝てない!』と思い、さらにポージングやコンプレックスの猫背、巻き肩、O脚の改善のために時間を使うことにしたんです」 特に清水さんが注力して改善を試みたのが「O脚」。 「O脚にもいくつかの種類が存在するのですが、私は内股O脚(※)で、股関節を外に回して外旋する筋肉を鍛えたり、ストレッチしたりして改善を試みました。高額な鍼治療にも通うほど、本気で取り組んでいましたね」 (※膝が内側に向いたO脚) 「鍼治療は、お尻のインナーマッスルを刺激し、股関節周りの可動域を広げる狙いです。主に梨状筋周りを刺激していただきました。ただ結果は『多少は変わったかな』という感じで、そこまで劇的な変化はありませんでした。これが仮に20代なら鍼だけですぐに改善されたかもしれませんが、もう40代なのでなかなか(笑)。その後も整体に行ったりしましたが、最後は自分でストレッチやエクササイズをコツコツとやっていくしかないなと感じました」 (※殿部の股関節近くに位置する平たい筋肉) O脚改善には、実はお尻がカギなのだという。 「特に行ったのは、ヒップアブダクションやクラムシェルといった自宅でできるトレーニングや、ヨガのポーズでもあるスリーピングスワンなどのストレッチです。お尻とO脚は一見関係ないように見えますが、O脚は股関節が内旋している状態なので、改善するには股関節を外旋する筋肉を鍛えたり、ストレッチしたりが必要です。その筋肉がお尻なんですよね」