音楽の日での振る舞いがきっかけで炎上してしまった佐野（本人のインスタグラムより）

年に一度の音楽番組のダンスを披露する枠で、あるタレントの振る舞いが少しばかり波乱を呼んでいる。 【画像多数】２ショット水着写真も！Travis Japanメンバーと6年交際　高橋茉莉に直撃 ７月13日にTBSにて放送された音楽番組『音楽の日』。番組では’23年に引き続きダンスバトルが行われた。多くのダンスグループが事務所の垣根を越えて登場し、SNSなどでの盛り上がりは前回を上回るものになった。枠自体も１時間となり、２度目の開催ながら番組内でも大きな存在感を放っている。 さらに今回はダンスパフォーマンスを披露するだけではなく、VS形式が取られた。グループ対決のほか、ソロによる対戦「１on１ダンスバトル」もあり、バリエーション豊かなものとなった。番組としてもさまざまなダンスを見せたいという意図があったのかもしれないが、まだまだ日本では馴染みの薄いダンス文化。見せ方に少し配慮が足りない部分があったのだ。 「話題となったのは『１on１ダンスバトル』です。各グループから特にダンスに自信があるメンバーが１対１で踊るというものでした。ここでGENERATIONSの佐野玲於と、Travis Japanの中村海人のヒップホップ対決が行われたのですが、佐野が、ダンスが始まる直前に中村の頭をはたき、押すような仕草を見せたんです。 これはもちろんパフォーマンスのひとつで、佐野と中村がお互いに対して悪感情を持っているなんてことはないのですが、ダンスバトルを見慣れていないファンには、“暴力的” という風に映ってしまったんです」（芸能ライター） 佐野が披露したのはヒップホップから派生したクランプというジャンル。ダンスのジャンルの中では、特に激しく挑発的なダンスで、実際にイントロが流れ始めた段階で佐野と中村がにらみ合うような「演出」をしていた。中村側も佐野の本気を感じ、応じていたことが見てとれる。 しかし、この佐野のパフォーマンスにSTARTO ENTERTAINMENTの一部ファンが非難のポストを連発。 〈バトルだと理解しててもめちゃくちゃ不快になるダンスだった〉 〈あの暴力的な演出を番組内でやる必要があったのか？〉 と不快感をあらわにするファンも多く見られた。このことを受けて、佐野は自身のブログで謝罪。素晴らしいパフォーマンスを見せていただけに、後味の悪い結果となってしまった。 ただ、不快感をあらわにしてSNSで批判の声を上げたのは中村のファンではないのだという。 「非難の意見を発していたのはほとんどがSTARTO ENTERTAINMENTに所属している他グループのファンなんです。というのも、Travis Japan自体は大型ダンス＆ボーカルプロジェクト『D.U.N.K.』のライブイベントなど、多くの外部のイベントに出演していて、そういったシーンには慣れています。そういったシーンに慣れていない他のグループのファンが暴走してしまい、佐野が謝罪することとなってしまいました」（同） 佐野は昨年から中村のダンスの腕前に注目しており、今年の音楽の日で中村と再会できることを喜んでいる様子をSNSで見せていた。一方の中村も番組終了後にインスタのストーリーズで『おれをダンサーとして本気でぶつかってきてくれたことマジ感謝してます』と言っており、互いにリスペクトしている様子が垣間見えた。 ダンスシーンが盛り上がっている中、グループ同士の‘バトル’も今後の発展には必要なもの。切磋琢磨がなければ、成長は難しい。 当人たち同士のダンスバトルはともかく、外部の「バトル」がパフォーマンスのじゃまにならないように、見る目を養うことも今後は重要になってくるのかもしれない。