映画『ラストマイル』脚本家野木亜紀子さんらに仕事悩み相談!「いいアイデアを得るには?」|CLASSY.
ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」など、絶妙なチームワークで話題作を生み出してきた3人。 30代の頃に考えていたことから、お仕事で輝き続ける秘訣やCLASSY.世代のお悩み相談、3人が再び手を組んだ最新映画『ラストマイル』の魅力まで、たっぷりとお聞きしました。
【Q&A】CLASSY.世代の仕事の悩み、モヤモヤを3人にぶつけてみたら…
自分の仕事を愛し、第一線で輝き続けている3人。読者の悩みにも、真摯に向き合って答えてくれました! 【右】脚本家・野木亜紀子さん 脚本家。映画の脚色作品に『罪の声』『アイアムアヒーロー』『犬王』、ドラマのオリジナル作品に「アンナチュラル」「コタキ兄弟と四苦八苦」「MIU 404」「フェンス」など。「獣になれない私たち」で第37回向田邦子賞を受賞。 【中央】監督・塚原あゆ子さん ドラマ演出家・映画監督。映像制作会社TBSスパークルで話題作のドラマ演出を多く手がけ、ギャラクシー賞をはじめ受賞多数。近年の代表作は「最愛」「下剋上球児」など。「わたしの幸せな結婚」など映画監督としても活躍。 【左】プロデューサー・新井順子さん ドラマ・映画プロデューサー。TBSスパークルで数々の賞を受賞した「最愛」をはじめ、塚原監督とも多くのヒット作を制作。近年の主なプロデュース作品に「MIU404」「着飾る恋には理由があって」「下剋上球児」など。
Q.0から1を生み出す企画の仕事をしていて、いいネタが全く浮かばない時があります…。常に新しいものを世に届けている方々の「インスピレーションを得る方法」を伺いたいです。山㟢紗菜さん(27歳・ライター)
野木:インスピレーションなんて、湧きません!アーティストも「天から降りてくるなんてない」と、みんな言います。結局、勉強するしかない。浮かばないってことは、自分の中に十分な蓄積がされていないから。自ら動いて、勉強して、取材するのみ。音楽の分野で優れた人たちも、その分たくさん聴いています。見せないけれど、そこには努力があるんです。そもそも、新しいものってない。必ず誰かやっている。あるとしたら、新しい視点、または新鮮な組合せ、あるいは見せ方を探すってことじゃないですかね。 新井:好奇心旺盛な性格なので、いろんなことに興味を持って、かじります。実はキックボクシングやピラティスなど、体験入学にけっこう行っていて「こんな感じなんだ!」と試すのが日常。「思い立ったら即行動」なので、野球に興味が湧いたら「試合のチケットを取ろう!」と見に行き、野球のドラマを作ったことも。まずは色々なことにアンテナを張ってみて。 \結論/ いろんなことにアンテナを張って、インプットを!