「彼は低賃金だ」7億ドル男・大谷翔平の“無形の価値”を米メディアが指摘「10億ドル以上の価値をもたらす」
ドジャースの大谷翔平が現地時間10月5日(日本時間6日)に自身初のプレーオフ初戦を迎えるが、ドジャース1年目として迎えたレギュラーシーズンの活躍ぶりは目覚ましかった。 【動画】右翼席へ豪快な一発!大谷翔平が54号本塁打を放つシーン 前人未到の「50‐50」に到達し、最終的には「54‐59」を達成。周囲の期待に応え、それ以上の活躍を見せた。10年総額で7億ドル、日本円でおよそ1015億円でドジャースと契約したが、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」は「ショウヘイ・オオタニ:なぜか低賃金の7億ドル男」という記事を掲載し、大谷は低賃金だと述べている。 同専門局は「オオタニは年間7000万ドル(約102億円)を稼ぎ、そのうち200万ドル(約2億9200万円)だけを受け取って課税され、残りは後払いとされている」と、あらためてその異例の契約体系について紹介。 そして「契約総額は10年間で7億ドルとされているが、彼は低賃金だ。そう、低賃金だ。現実的に考えれば、非常に低賃金だ。なぜなら、この30歳ほど、このリーグにとって重要な選手はスポーツ界にはいないからだ」と記している。 また、NFLやNBAのケースを例に出し、一人の選手だけが圧倒的な顔として存在しているケースはないと指摘した上で「オオタニが打撃と投球の両方でとんでもないほどの腕前を見せたとき、あるいは今シーズン、打撃と盗塁の両方で同等の腕前を見せたとき、それはMLBにとって夢の実現だ」とした。 「賃金が低すぎる?そうだ。7億ドルは忘れて、オオタニは野球界全体に10億ドル(約1462億円)の無形の価値をもたらすだろうか?もちろん、そうだろう。それ以上だ」と、大谷が球界全体にもたらす影響力、その価値について称えている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]