牛レバー加熱不足の食肉加工会社 県が立ち入り調査へ 大分
基準を満たす加熱処理をせずに牛レバーを販売した疑いで、大分中津市の食肉加工会社の社長ら2人が逮捕された事件で、県が近くこの会社に対し立ち入り調査をする方針であることがわかりました。 【写真を見る】牛レバー加熱不足の食肉加工会社 県が立ち入り調査へ 大分 中津市の食肉加工会社・Meフードシステムの社長、桝田治基容疑者ら2人は1月、国の基準を満たす加熱処理をせず、牛レバーを京都市内の飲食店に卸したほか、インターネットで販売したとして食品衛生法違反の疑いで逮捕されました。 事件を受けて、加熱処理などの製造工程を確認するため、県が近く会社に対し立ち入り調査を行う方針であることがわかりました。 この会社を巡っては、販売していた鶏レバーハムから去年6月にサルモネラ菌が検出され、今年7月には大腸菌群を検出したとして県が回収命令を出しました。 7月の回収命令の際、県は加熱設備に問題がないか調べるよう指導したのに対し、この会社は「鶏レバーは販売しない」として調査報告書を提出しませんでした。
大分放送