阪神・小幡が汚名返上!攻守で奮闘 8日に2失策「切り替えていいイメージで臨んだ」
「オープン戦、阪神2-5ヤクルト」(9日、甲子園球場) 与えられたチャンスにかける思いがプレーに表れていた。堅実な守備に、状況に応じた打撃。「8番・遊撃」でスタメン出場した阪神・小幡竜平内野手が、攻守にわたって奮闘した。 【写真】まさに曲芸! ノイジーの華麗すぎる背面キャッチにあっぱれ 「切り替えていいイメージで臨んだ。初めから出るのと、後からでるのでは全然違うんで。いい入りができたと思う」 8日・ヤクルト戦(甲子園)は八回に悪送球に後逸と2つの適時失策を犯した。逆転負けの一因となったミスを反省し、プレーで表現した。二回1死は長岡の三遊間へのゴロを捕球し、一塁へノーバウンド送球。六回1死はゲラがはじいたゴロに素早く前進すると、厳しい体勢から一塁へ正確な送球を送った。 打撃でも結果を残した。1点を追う四回1死二、三塁。「セカンドが後ろにいて。最悪そこにいけば1点は入る状況でしたし、その中で浮いたカーブをしっかり運べた」。冷静に考え、吉村から同点の中犠飛を放った。 現状で遊撃の定位置争いは木浪が優勢。巻き返すためには、限られた出場機会で結果を残すだけだ。猛アピールを続け、逆転を狙う。