バスケのセミプロリーグ元選手ら、八百長関与で起訴 犯罪収益1億円超を没収/台湾
(台北中央社)台湾士林地方検察署(地検)は2日、賭博や八百長に絡んだとして、バスケットボールのセミプロリーグ「超級籃球聯賽」(SBL)に所属するチーム「ユーロン・ラクスジェン」(裕隆納智捷)の元選手ら計15人をスポーツ宝くじ(運動彩券)条例違反などの罪で起訴した。 士林地検によれば、2022年12月27日から23年5月21日までの期間中、同チームの一部選手が集団で、または友人を介して賭博したり、試合の結果を不正にコントロールする八百長を行ったりした。 起訴された15人のうち、10人が同チームの元選手で外国人も1人含まれている。残る5人は別のチームのアシスタントコーチなど。また、ユーロンの元選手1人が逃亡中のため指名手配されている。15人は刑法の賭博罪などでも起訴された。 犯罪収益2577万7568台湾元(約1億2000万円)を没収する。 (謝幸恩/編集:荘麗玲)