【大分】「194km事故」遺族が証言
大分朝日放送
時速194キロのスピードを出して起こした事故が危険運転に当たるかが問われている裁判員裁判で、亡くなった男性の遺族が証言台に立ちました。 2021年、大分市の県道で、当時19歳の男が運転する車と交差点を右折していた車が衝突し小柳憲さん(当時50歳)が亡くなりました。 被告側は初公判で「危険運転致死罪にはあたらない」と起訴内容を一部否認しています。 15日に開かれた6回目の裁判員裁判で、小柳さんの遺族が証言台に立ちました。 小柳さんの姉は「考えられないスピードで突然人生を終わらせられた。遺族のために思いをくみ取った判決を下してほしい」と涙ながらに訴えました。 裁判は15日で結審し、午後、検察官が求刑する予定です。 判決は11月28日です。