立命館大の学生が手がける上映企画「アヴァンギャルドの巨人 安部公房」大阪で開催
特集上映「生誕100周年記念 アヴァンギャルドの巨人 安部公房」が、9月14日から20日にかけて大阪のシネ・ヌーヴォで開催される。これは、京都・立命館大学映像学部の2年生以上が受講する「映画上映実習」の授業課題として企画されたもの。学生たちは上映作品の選定、チラシの作成、広報活動、当日の運営(補助)を行う。 【画像】永瀬正敏VS浅野忠信、箱男とニセ箱男の激闘シーン 上映作品は6本。勅使河原宏が監督を務め、岡田英次と岸田今日子が出演した「砂の女」をはじめとして、仲代達矢と京マチ子の共演作「他人の顔」、勝新太郎と市原悦子による「燃えつきた地図」などがラインナップに並んだ。 9月14日の「砂の女」の上映にあわせて、安部公房の文学作品に精通している文学紹介者・頭木弘樹によるオンライントークが実施される。17日「他人の顔」上映時には安部と勅使河原の研究者・友田義行がトークゲストとして登壇する。 なお、安部の小説を石井岳龍が映画化した「箱男」が全国の劇場で上映中。 ■ 立命館大学映像学部 学生プロデュース企画vol. 23「生誕100周年記念 アヴァンギャルドの巨人 安部公房」 2024年9月14日(土)~20日(金)大阪府 シネ・ヌーヴォ 料金:一般当日券 1500円 / 学生1000円 <上映作品> 2024年9月14日(土) 15:30~「砂の女」+頭木弘樹トーク 19:00~「他人の顔」 2024年9月15日(日) 17:15~「時の崖」「仔象は死んだ」 19:05~「燃えつきた地図」 2024年9月16日(月・祝) 18:00~「壁あつき部屋」 20:10~「砂の女」 2024年9月17日(火) 18:00~「他人の顔」+友田義行トーク 21:00~「時の崖」「仔象は死んだ」 2024年9月18日(水) 18:00~「砂の女」 20:45~「他人の顔」 2024年9月19日(木) 18:00~「燃えつきた地図」 20:20~「壁あつき部屋」 2024年9月20日(金) 18:00~「壁あつき部屋」 20:10~「燃えつきた地図」