１万４０００発の花火が夜空を彩る毎年恒例の『やつしろ全国花火競技大会』が１９日、八代市で開催されました。 今回は去年１２月に亡くなった八代市出身の歌手・八代亜紀さんへの哀悼の思いを込めた花火も打ち上げられました。 北は秋田県から南は鹿児島県まで全国３０の有名花火師たちが５号玉や１０号玉、連続して２５０発を打ち上げるスターマインなど、合計１万４０００発の花火で研鑽を重ねた技を競いました。 東京ディズニーリゾートプレゼンツのスペシャルドローンショー『マジック・イン・ジ・エア』では、１５００機のドローンがディズニーの名曲に載せて、ミッキーやプリンセスなどおなじみのキャラクターを夜空に輝く星のように描きました。 大会名物のミュージック花火は、瞬きする間もないほど、圧倒的な光と音楽で来場者を魅了しました。 【八代亜紀さんのＡＩ音声】 「みなさん八代亜紀です。いつも応援してくれて、ありがとね」 去年１２月に亡くなった八代市出身の歌姫・八代 亜紀さんのＡＩ音声による歓迎のあいさつと八代さんの功績をたたえる打ち上げ幅２５０メートルに及ぶ特別花火です。 『舟唄』や『雨の慕情』など八代さんの名曲メドレーに合わせ、大小色とりどりの花火が打ち上げられると、八代さんへの哀悼の思いを込めた大きな歓声が八代の夜空に響きました。 この模様は特別番組として、１１月３日（日）午後５時からの放送予定です。