「住宅から炎が見える」住宅焼ける火事相次ぐ 焼け跡から2人の遺体 北海道
HTB北海道ニュース
6日の道内は、未明から住宅が焼ける火事が相次ぎ、焼け跡から2人の遺体が見つかりました。 建物から激しく吹き出す炎。 午前0時半すぎ、札幌市東区北41条東2丁目で近くに住む人から「住宅から炎が見える」と消防に通報がありました。火はおよそ6時間後に消し止められましたが、2階建ての住宅は全焼し玄関付近から年齢や性別の分からない1人の遺体が見つかりました。 警察によりますと、この家に1人で住む生出洋一さん(69)と連絡が取れていないということで、警察は身元の確認を進めています。 また十勝の幕別町では、午前10時すぎに2階建ての住宅から火の手があがりました。消防車10台が出動し、火はおよそ4時間後にほぼ消し止められましたが、建物の大部分が焼け落ちました。 警察によりますと、建物の1階部分から年齢の分からない男性の遺体が見つかったということです。 この家には高齢の夫婦が住んでいて、妻は避難して無事でしたが、夫の塚田充さん(84)と連絡がとれておらず、警察は身元の確認を進めています。 午後1時ごろには、函館市山の手1丁目にある2階建ての住宅で、近くに住む人から「家から煙が出ている」と消防に通報がありました。 消防車11台が出動して、現在も消火活動が続いています。現場から男性1人が救助されましたが、意識不明の重体です。 警察は、この男性が現在連絡の取れていないこの家の70代の住人とみて、確認を急いでいます。
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