年間1位、Snow Manの快進撃の源は? みずから“更新”し続ける9人の「当たり前じゃない」覚悟【オリコン年間】
27日発表の『オリコン年間ランキング 2024』において、「アーティスト別セールス部門」の「トータルランキング」で1位を獲得したSnow Man。期間内売上は154.2億円。2020年度の同ランキングに31位で初登場して以来、毎年、期間内売上金額を自己更新してきた彼らにとって、自身初のトータルランキング1位となった。先に発表された「作品別売上数部門」でも6冠を達成したSnow Man、その快進撃を支える強みとは? メンバーの渡辺翔太、向井康二、目黒蓮が語った。 【ランキング表】年間トータル1位はSnow Man! Mrs. GREEN APPLE、SixTONESもTOP10入り
■年間シングル1位・2位を独占、想定外の雨すらコンテンツに変えるこだわり
――「オリコン年間ランキング アーティスト別セールス部門 トータルランキング 1位」、Snow Man初の受賞となります。 【目黒蓮】 初めての「アーティスト別セールス部門 トータルランキング」年間1位ありがとうございます! 【渡辺翔太・向井康二】 ありがとうございます! 【目黒蓮】 このような賞をいただいたことで、「ファンの方を喜ばせてこれたのかな」という証のように思えて嬉しいです。今日ここにいないメンバーも本当に嬉しく思っています。ありがとうございます。 ――今年度、2作のシングル作品「LOVE TRIGGER / We'll go together」、「BREAKOUT / 君は僕のもの」を発表。この2作品は、ともに年間ランキング期間内売上100万枚を超え、男性アーティスト史上初の期間内売上100万枚超えでの年間シングル1位(「LOVE TRIGGER / We'll go together」)、2位(「BREAKOUT / 君は僕のもの」)独占でした。振り返っていかがですか? 【渡辺翔太】 ものすごい数字というか、もう何がなんだか分からないぐらいの規模感だなぁと思います。1位、2位をSnow Manで独占できるというのは、本当にありがたいです。シングル2枚ともが両A面シングルということで、A面が4曲もあり、その4曲がすべてメンバー主演のドラマや映画の主題歌になっています。お仕事にも恵まれているんだな、と改めて思えています。 2024年7月に発売したシングル「BREAKOUT / 君は僕のもの」に収録されている「君は僕のもの」のMV(ミュージックビデオ)は、撮影時、晴天ロケで撮る予定だったんですが、大雨になってしまって。「どうしよっか…」となっていたら、大雨の中、「カッパを着て撮影しようぜ」ってめめ(目黒蓮)が言い出して。「雨に濡れているっていう天候でのアクシデントさえも、特典の1つにして楽しんでもらえるんじゃないか?」みたいな。雨すらコンテンツにしてしまうっていう…。こういったメンバーのアイディアもあるから盛り上がるんだろうなと思います。Snow Manは、カップリングや特典映像へのこだわりが本当にすごいなって思っています。 【目黒蓮】 今までにない映像になったもんね。 【向井康二】 「君は僕のもの」はしょっぴー(渡辺翔太)のドラマ(『青島くんはいじわる』(テレビ朝日系))の主題歌だったから、雨降った時、しょっぴーの顔沈んでたよな。気合い入ってたからね。メンバーとしては(渡辺翔太に)笑ってほしかったから…。 【渡辺翔太】 そう、雨降って落ち込んだの。みんなで海まで行ったじゃん。だから晴れている画が欲しかったんだ…。 【目黒蓮】 逆にいい画だったよ! 【渡辺翔太】 それが世の中に出たら「雨の中踊ってる!」、「カッパ着ている!」って。(ファンの方々が)みんな面白がってくれて。楽しいものを届けたいっていう気持ちが、結果としてついてきてくれてるのかなと思います。 【目黒蓮】 めっちゃ、楽しかったもんね。 【渡辺翔太】 そう! やっぱり楽しかった。 【向井康二】 踊っているとき、スタイリストさんやメイクさんは、(雨の中)外に出て「ああ、アイロン入れたのに…」とかきっと思っていたよね。 【渡辺翔太】 スタイリストさんとヘアメイクさんはもう、頭抱えていたよね。 【目黒蓮】 しかもその後、何人か曲終わりに海の方に走ってダイブしてたよね(笑)。 【渡辺翔太】 何より楽しかった! それが今回の賞につながっているよね。賞を受賞できたり、数字として表れるのは、とても分かりやすい指標なので本当に感謝しています。