昨夏23億円で獲得→1月に56億円で売却へ?チェルシー、21歳DFヴェイガを放出か
チェルシーDFレナト・ヴェイガは、1月の移籍市場で退団する可能性が高いようだ。 スポルティングCPの育成組織出身で、2023-24シーズンにプレーしたバーゼルで大きく評価を高めたヴェイガ。昨年10月にはポルトガル代表デビューも果たしている21歳DFは、2024年夏にチェルシーへとおよそ1180万ポンド(約23億円:現レート)の移籍金で加入し、7年契約+1年延長オプションという長期契約を結んでいる。 チェルシーの選手の扱いは「工場の生産フローに近い」? しかし、選手層の厚いチェルシーではポジションを掴めず。プレミアリーグの出場7試合もすべて途中出場であり、カップ戦での出場が続いていた。そして、加入からたった半年で退団に近づいているようだ。 『The Athletic』によると、当初チェルシーは1月にヴェイガを売却する予定はなかったものの、本人がセンターバックでレギュラーとしてプレーすることを希望。エンツォ・マレスカ監督は「私の下では、1つのポジションでプレーしたい選手は苦労するだろう」と語っており、放出に関しては言及しなかったものの、すでに選手と話し合いを行ったことを明かしている。 そして同メディアは、ヴェイガに対してはドルトムントをはじめ、プレミアリーグやセリエA、リーグ・アンの複数クラブが獲得に動いていると指摘。すでに争奪戦が始まっているようだ。チェルシー側は2900万ポンド(約56億円)+売却条項の設定を希望しており、またレンタル移籍は認めないスタンスであると伝えられている。仮に希望額での移籍が成立した場合、チェルシーは半年間で大きな利益を得ることが予想されている。今後の動向に注目だ。