欧州ＣＬが新方式で開幕、１次リーグは８試合…守田英正のスポルティングなど白星発進
【リスボン＝平地一紀】今季から新方式で行われるサッカーの欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）が１７日、開幕して６試合が行われ、守田英正が先発したスポルティング（ポルトガル）はホームで、リール（仏）を２―０で破った。守田は、前半で退いた。ディナモ・ザグレブ（クロアチア）の荻原拓也は、２―９と大敗したアウェーでのバイエルン・ミュンヘン（独）戦に先発し、１得点。バイエルンはイングランド代表のケーンが４得点した。チェイス・アンリのシュツットガルト（独）は、昨季王者のレアル・マドリード（スペイン）とアウェーで対戦し、１―３で敗れた。チェイスは６３分から出場。遠藤航が試合終了間際に出場したリバプール（イングランド）はアウェーで、ＡＣミラン（イタリア）に３―１で逆転勝ちした。
今季は、出場チームが昨季より４多い３６に増え、１次リーグは、異なる相手と８試合を行う。上位８チームと、９～２４位が回るプレーオフの勝者が決勝トーナメント１回戦に進出する。
スポルティングの守田は、前半のみの出場だったが、チームのかじ取り役としての任務はこなした。パスミスはほぼなく、攻め込まれた場面では自陣深くで体を張った。３８分の先制の場面では、ゴール前に位置を取るなど、攻撃にも機を見て参加。前半終了間際に警告を受けたことを考慮し、戦術家のアモリム監督が交代を決断したとみられるが、まずまずのプレーで白星発進に貢献した。
