「一部ファンの望みとは裏腹に…」セルヒオ・ラモスのRマドリード復帰はなし? 現在フリーの38歳は南米挑戦が濃厚か
現在フリーのDFセルヒオ・ラモスは、古巣であるレアル・マドリードに復帰しないようだ。しかし現役を続ける意思が途絶えたわけではなく、新天地は意外にも欧州以外のクラブとなる可能性がある。スペインメディア『Sport』が現地時間13日にその詳細を伝えた。 2005年9月に加入してから2021年6月に退団するまで、Rマドリードの守備の要として671試合に出場し、センターバックながら101ゴールを記録したラモス。クラブのいくつもの黄金期を支えた38歳のレジェンドには、ディフェンスラインに負傷者が続出して危機的な状況にある古巣に復帰する可能性が、SNSを中心に噂されていた。しかし同メディアは、「選手や一部のファンの望みとは裏腹に、Rマドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は、ラモスの復帰を考えていない」と、こうした噂を否定している。 さらに、「ラモスの将来は別の方向、すなわちブラジルへと向かうのかもしれない」としたうえで、コリンチャンスの幹部であるファビーニョ・ソルダードのコメントを紹介。そのコメントとは、「移籍市場が開かれると、何人もの名前が浮上する。セルヒオ・ラモスだけでなく、他にも多くの名前が挙がっているんだ」というもので、『Sport』は、「この発言から、ラモスがブラジルのクラブのメインターゲットの一人であることは明らかだ」と指摘している。 またコリンチャンスにはFWメンフィス・デパイが所属しており、同メディアによれば、すでにデパイはラモスと直接話し、クラブの雰囲気について詳しく伝えたようだ。近い将来、南米大陸で輝く闘将の雄姿を見られるのかもしれない。
フットボールチャンネル編集部