電車に乗る際の支払い方法は、どの世代でも交通系ICカード利用が圧倒的! 2番目に多かったのは?
電車に乗る時に、切符を購入する人は少なくなり、今は交通系ICカードのみならず、スマホをかざして乗車する人が多いのではないだろうか? LINEヤフー(東京)では、運営する「LINEリサーチ」で、全国の15歳~69歳の男女5255人を対象に、電車運賃の支払い方法などに関する調査を実施。8月2日~8月6日にヒアリングを行った。 まず、普段電車に乗る時の運賃の支払い方法について聞くと、全体では「交通系ICカード」の利用が6割弱という圧倒的な高さで1位となった。2位以下は「スマホ」が15%、「磁気乗車券」が11%で続いている。「ふだん電車に乗らない」という人も約2割いて、おそらく自動車や自動車を普段の交通手段にしている人たちだろう。 年代別でみると、すべての年代で「交通系ICカード」が5割超~7割弱で1位となっており、最も高いのは10代で69%。実は10代では「磁気乗車券」の割合も17%で、ほかの年代と比べて高くなっている。クルマの免許がない18歳未満であれば、電車がメインの移動手段にならざるを得ないということなのかもしれない。 一方「スマホ」は、20代の男女と、30代男性で2割超と高くなっていて、20代以降では、年代が上がるにつれて割合が低くなる傾向となっている。 エリア別にみると、「交通系ICカード」は関東地方、近畿地方で6割台後半の高い割合に。また、「スマホ」の割合も関東地方では2割超で、ほかのエリアに比べて高かった。「磁気乗車券」は、北海道地方、東北地方、中部地方、中国地方で1割台後半と、ほかのエリアに比べて高め。「ふだん電車に乗らない」という人の割合が最も高かったのは四国地方で、約6割だった。 普段電車に乗る人に、電車に乗っているときに、何をして過ごすことが多いか聞くと、全体の1位は、「外の景色をながめる」で3割超。2位以降は「音楽を聴く」「SNSを見る/投稿する」「寝る」「スマホでゲームをする」が2割台後半の僅差で続いた。