全米女子プロ選手権を終え、帰国した山下美夢有

　全米女子プロ選手権でメジャー自己最高位の2位に入った、山下美夢有（22＝加賀電子）が25日、関西国際空港に帰国。初の五輪出場に向けて「結果こうして代表に選ばれることができたので日本代表として頑張りたい」と意気込みを示した。 　メジャー7度目の挑戦にして初の最終日最終組を経験。充実の4日間を終え、「緊張感はあったけど非常に楽しくプレーすることができました。目標にしているメジャーで成績出したいという気持ちがあったので凄い自信にもなりました」と振り返った。 　今大会を終えて、世界ランキングは日本勢2番手の19位に浮上。同じ新世紀世代の笹生優花とともにパリ五輪出場権獲得が事実上決まり、「日本代表として出るからには優花とともに頑張りたい」と力を込める。印象に残っている五輪について聞かれると、「陸上ぐらいしか見てなかった。オリンピックといえばボルト選手のイメージ。もうボルト選手しかほとんど見ていない。会いたかったな」と笑顔で話した。 　ここからの2週間は調整と休養に充て、次戦はメジャー第4戦のエビアン選手権（7月11日開幕）に出場する予定。「まだメジャーも続くのでそこでもしっかりと頑張りたい」と力強く言った。