山本舞香主演ドラマ『令和の三英傑!』に岐洲匠、関智一ら出演 平野莉玖は挿入歌も担当
12月11日、18日に中京テレビ・日本テレビ系で2週連続放送される、山本舞香主演の中京テレビ開局55周年記念ドラマ『令和の三英傑!』の追加キャストとして、岐洲匠、関智一、桃月なしこ、平野莉玖、多田木亮佑、草村礼子、かとうかず子の出演が発表された。 【写真】『令和の三英傑!』で挿入歌を担当する平野莉玖 本作は、愛知県・名古屋市出身の堤幸彦が原案と演出を手がけ、多くの企業が創業の地とし農業も盛んなニッポンの基礎を築いたといっても過言ではない、愛知・名古屋愛を前面に押し出した突飛なキャラクターが大集合するコメディドラマ。脚本も同じく愛知県・名古屋市出身で、第50回岸田國士戯曲賞を受賞した佃典彦が手がけ、全編を通して飛び交う名古屋弁のセリフと、スピーディーな展開が繰り広げられる。 愛知県出身の三人の武将、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康。主に東海三県下では三英傑と称されるが、全国的に認知されているかと言えば、そうでもない。しかし、三英傑の末裔(!?)のプライドは脈々と受け継がれていた。老舗の洋食屋「キッチンKnob」の店主・織田信郎(佐藤二朗)は、看板メニューの赤味噌ハムカツ定食に並々ならぬ自信を持っていた。しかし一人娘のよし乃(山本舞香)は客離れが進む旧態依然のやり方に疑問をおぼえ、若者向けの新規メニューを提案し父親と対立していた。古い考えを持つ信郎は、早く婿入りさせて秘伝のタレを伝授することばかり考えている一方、よし乃も父親の思惑通りには進ませないと思いながらも、結婚を焦っていた。ある日、弓道の腕前を買われたよし乃が、演劇の稽古に参加し弓を指導することに。そこで学生時代から演劇にのめりこみ、大ホールを満杯にすることを夢見ているトヨトミー製作所の一人息子・木下藤吉と出会う。初めて触れる演劇に興味を持ち始めたよし乃。そして一方で、岡崎にあるグランドホテル葵のオーナーであり、その美貌でインフルエンサーとしても影響力を持つ、徳川春日が、なにやら不穏な動きをみせていた。キャラが特濃な三英傑の末裔(!?)たちが周囲を巻き込んで、繰り広げる令和のお家騒動の行方はいかに。 主人公の織田よし乃を山本が演じるほか、木下藤吉役で岡山天音、徳川春日役で平野綾、よし乃の父親・織田信郎役で佐藤二朗が共演する。 新たに出演が発表された岐洲が演じるのは、藤吉が頼りにする大学演劇部時代の後輩で、藤吉が演出する舞台で主役を演じ、持ち前の身体能力を活かし殺陣も起用にこなす石田順平。その順平の父で、トヨトミー製作所の専務として工場を仕切っている石田成三を関が演じる。成三は従業員たちの不満と現社長の放任主義の板挟みにあいながらも、実直に仕事をこなしている。 さらに、よし乃の友人で、「キッチン Knob」のことや恋愛の相談相手になっているが、彼氏ができないよし乃に抜け駆け疑惑をかけられる武田美帆役を桃月、よし乃と信郎が経営方針で対立するなか、若者向けのメニュー開発などにも献身的に店を支える現役大学生の「キッチンKnob」アルバイト・森大空役を平野が務める。 また、春日の夫で、岡崎にあるグランドホテル葵のオーナーを務めており、尻に敷かれてはいるが、妻が実権を握り、隆盛を極めるグループに未来を見出している徳川康元役で多田木、亡くなった旦那と一代でトヨトミ―製作所を築き上げ、孫がトヨトミ―製作所を継ぐ気がないことを不満に思っている藤吉の祖母・木下マサ役で草村、トヨトミー製作所は自分の代で終わってもよいと考えており、演劇の道も応援している藤吉の母・木下茶々子役でかとうが出演する。 さらに本作の挿入歌が、平野が歌う楽曲「名古屋 Delight」に決定。アップテンポなラップを名古屋弁で披露するなどご当地愛を炸裂させている。この楽曲は、12月18日に発売される平野のメジャーデビューアルバム『Just The Way We Are』にも収録されているが、発売に先駆け、11月27日に先行配信リリースされる。 コメント 岐洲匠 石田順平役の岐洲匠と申します。 舞台『魔界転生』、『巌流島』で堤さんの演出を受けましたが、 映像作品でご一緒するのは初めてでしたので、撮影が始まる前は、ドキドキワクワクしていました。 自分のクランクインの日が、劇中の稽古シーンだったこともあり、いつもの舞台稽古の雰囲気もあったので、 少しだけ気持ちが楽になって、安心して撮影に臨めました。 笑 僕が演じる石田順平は劇団のリーダーで、少し抜けているように見えますが、意外と頼りになる男です。 そして、岡山天音君が演じる木下藤吉、通称モンさんのことが大好きな男なので、そこは意識して、演じたつもりです。 愛知での撮影も多く、地元ネタも満載なので、友達家族もきっと喜んで観てくれると思うので、今から放送が楽しみです。是非、観ていただけたら嬉しいです。 関智一 『令和の三英傑!』で石田成三役を担当させて頂きます、関智一です。 初めて堤監督とご一緒させて頂き、ドキドキMAXであっという間の撮影でした。 監督の作品がどの様に作られていくのか、その一端を垣間見ることが出来たのは、自分にとって大きな刺激となりました。 かつてゲーム作品で石田三成を演じる機会もありましたので、浅からぬ縁を感じながらも、 正反対のキャラクターを楽しく演じられたと思います。 皆さんも楽しんでご覧下さいませ。 桃月なしこ 念願の堤組! しかも地元愛知を舞台にした作品に出られるだなんて! 私が演じる武田美帆はよし乃の友人で織田側の人間なので、普段使っている三河弁とは違う名古屋弁に多少苦戦はしましたが、素敵なキャストの皆様やスタッフ方々に囲まれて全力で楽しんで撮影に挑ませてもらいました! 何よりその場でどんどん足されていく台本にない堤監督の演出やセリフがこれまた面白くて… この年の瀬に皆さんにも楽しんで頂けたら嬉しいです! 平野莉玖 森くんは空気が読めない大学生なんですけど色々な知識があって気になることにはすぐつっこんでしまうし興味がないことには本当に関心がないちょっと変わった子ですね。 脚本を読んだ時にすでにもう漫画を読んでるような面白さで台詞を覚える時もクスッとしながら覚えていました。 そして本当に名古屋にフォーカスしていて地元が名古屋の身としてはすごく嬉しかったですし、知っているワードや場所、方言もすごく身近に感じて撮影もすごく楽しかったです。 笑いはもちろん、感動があったり衝撃があったり観ていてすごく面白い作品になっているので是非ご覧ください! そして僕が歌う「名古屋 Delight」という楽曲が挿入歌で入っていますが、このドラマのために書き下ろしをして名古屋弁でラップをしたりすごくワクワクする曲になっていますのでそちらも注目して頂けると嬉しいです! 多田木亮佑 やりがいのある、名古屋人の私に相応しい大役でした。 佃典彦先生の脚本は、大好きです。切れ味鋭い不条理な感じ。 それに加えて堤監督の無茶ぶり。もう、笑いが止まりません。 あとね、佐藤二朗さん面白すぎ。平野さん、綺麗すぎ。 ご覧になる皆様、是非、55歳になった中京テレビのドラマ。お楽しみください。 草村礼子 実生活でも仕事現場でも“お元気そうですネ”と声をかけられるが7月初めに 84 才となった。 空元気を装って歩いている場合もありますが、そのひと言を励みに生きています。 『令和の三英傑!』の登場人物に親近感を感じるのは私だけではない筈だと思います。 期待してご覧下さい。きっと元気になれます。 かとうかず子 台本を読んで なーにー? 衣装合わせで え~帽子かぶっとる? ここまで徹底した名古屋弁は お初で御座います 笑 そしてクルーも名古屋人 名古屋パワー全開の作品 めちゃ楽しい作品に なっとるはず 絶対 観てちょ!
リアルサウンド編集部