（写真：群馬テレビ）

通学中の自転車事故を減らそうと７日、高校１年生を対象にした交通安全教室が群馬県玉村町で開かれました。 自転車の交通安全教室は、あいおいニッセイ同和損害保険群馬支店が開いたもので、玉村高校の１年生３７人が参加しました。 群馬支店は、２０２２年に自転車の運転マナー向上などを目指す県の自転車活用促進協力企業」に認定されていて、高校生を対象にした安全教室は今年で２年目です。 教室では生徒たちがＶＲ技術による危険運転の疑似体験で、ブレーキの反応速度を測ったりシミュレーターで事故が発生しやすい場所での危険を回避する方法などを学びました。 自転車の安全利用促進委員会によりますと、中高生１万人あたりの通学中における自転車事故は、中学生、高校生ともに群馬県が全国最多です。 玉村高校では全校生徒の約９割が自転車で通学していて、生徒たちは、疑似体験などを通して安全運転への意識を高めていました。