米倉涼子、大号泣「セリフ通して人間関係深まった」サプライズ登場の内田有紀と親愛ハグ 『劇場版Doctor―X』舞台あいさつ
女優の米倉涼子(49)が22日、東京都内で主演映画「劇場版Doctor―X FINAL」さようなら大門美知子!舞台あいさつFINALに登壇した。 医療ドラマ「ドクターX」の完結編となる同作は今月6日に公開されると21日までに動員130万人、興行収入17億円を突破。この日は全国350の映画館と同時上映の舞台あいさつになった。真っ赤な肩出しのドレスで登場した米倉は「12年間のドラマがあったからこそだとは思うんですけど、相変わらずの大好評」と好調ぶりを喜んだ。 岸部一徳(77)と2人であいさつをするとキャンペーンで全国行脚した思い出を語り、米倉は「(内田)有紀ちゃんてキャンペーン参加してくれなくて、冷たいよねって話してた」と笑うと、サプライズで内田有紀(49)が花束を持って登場した。 瞳を潤ませながら内田とハグした米倉は目を見張りながら「ずっと隠してたの?」と声を弾ませ「最後のひろみちこよ~」とファンにアピール。内田との縁を「無意識に支え合えていた。最初はドラマで配役された俳優同士。そこから1歩ずつ、深い絆ができ上がって集大成の映画ができた。うれしく思います。セリフを通して絆も人間関係も深まったなぁ」としみじみ。
ドラマから関わったキャスト、スタッフからの直筆メッセージが収められたアルバムを岸辺から渡されると「え、ほんと? コレ本当?」と目を丸くした。中には急逝した西田敏行さんからのメッセージも含まれ、司会が代読すると米倉はここでも感極まって涙を流した。内田は「西田さん、アルバム作ろうってなってすぐ書いてくださったのよ」と懐かしんだ。 最後に米倉は「全国の皆さん。12年前から始まった『ドクターX 大門美知子』を長い期間楽しんでくださり、応援してくださりありがとうございます」と呼びかけると岸辺と内田を向いて「この3人からいろんな言葉が生まれて新鮮な現場を作ってこられました。失敗していなかったな、と思う」と話すと、「私、映画でも失敗しないので」と決めゼリフで締めくくった。
中日スポーツ