「やっと会えたね」…オンラインフリースクールの修学旅行で弾けた笑顔 傷ついた子どもたちに本当に必要なものとは?
オンラインフリースクールでは、 学校での取り扱いにもよるが、自宅にいながら出席扱いになる「出席認定」という制度も注目されている。 Schooのエバンジェリスト 滝川麻衣子氏はオンラインフリースクールについて「学校は社会に出た時に人間関係を築いていくための練習の場でもあるが、オンラインスクールならばそれも叶えられる。これは『家でひたすら教材を解く』だけでは得られないことだ。自分の子どもが学校でトラブルに巻き込まれたり、友だちとうまくいっていないと、『このまま学校にずっと行かず、引きこもってしまったらどうしよう』と心配になる気持ちもわかる。だが、『元々学校で身につけられることがオンラインスクールなどの“別の選択肢”でも得られるならばそれでいい』と発想を切り替えることも時には重要だ」と述べた。 その上で、「傷ついた子どもを肯定的に受け止める居場所の多様化が必要」と投げかけた。 「フリースクールのような場所に通い、コミュニケーションを取る中で自信を取り戻すことがすごく大事だ。また、いじめが起きる場合、『その集団』の心理や人間関係のもつれに原因があるケースが多いため、被害者が別の集団に行くことで急に人間関係が円滑になることは頻繁に起こっている。様々な選択肢を確保することが大切なのだ」 (『ABEMAヒルズ』より)