「本当の住みやすさ」は家具の配置にあった!引っ越し前に知りたいポイントと1LDKのレイアウト例
春は新生活や引っ越しのシーズン。まさにいま新居をお探し中という人も多いのではないでしょうか?そこで、今回は1人暮らしやカップルに人気の1LDKの間取りに注目!よくある1LDKの間取りタイプや家具レイアウトで押さえておきたいポイント、タイプ別のレイアウト例をご紹介します。 【写真集】引っ越し前に知りたい!快適な1LDK家具レイアウト例【1人暮らし・2人暮らし】
1LDKの家具レイアウトのポイント1:スムーズに作業できる家事動線を確保する
居心地がよく生活しやすいLDK空間を作るために大切なのが、家具の選び方や配置の仕方。どのタイプの間取りにも共通する、家具レイアウトのポイントを押さえておきましょう。 まずは家事動線の確保。キッチンからダイニングに料理を運ぶ、洗濯物を干すために洗面室からバルコニーに移動する、など家事がスムーズに進められるよう、家事動線を邪魔するような場所に家具を配置しないことが大事です。また、キッチンで使うものはキッチンに、リビングで使うものはリビングに、と収納場所をつくることで人と物の移動距離を最小限に抑えられます。
1LDKの家具レイアウトのポイント2:棚を設けて収納量UP、パーティション替わりにも
過ごす時間が長いLDKは、どうしても物が増えがち。壁側に棚を設置して、空間や家事動線を邪魔しないようにしながら収納を増やしましょう。ダイニングとリビングを区切りたい場合、棚はパーティション替わりにも活用できます。
1LDKの家具レイアウトのポイント3:ゴミ箱や配線など煩雑なものは極力目立たないようにする
生活感が出てしまうゴミ箱は、冷蔵庫や棚のそばに置いてリビングやダイニングから視界に入らないようにするのがポイント。配線はまとめて壁に添わせたり、ラグの下に這わせて隠すとすっきりします。延長コードは極力短く、床材の濃淡に合わせて濃ければ黒、明るければ白か透明を選ぶと◎。どうしても隠すのが難しい場合は、近くに植物などを置いて、意識をそらすアイデアもあります。
1LDKの家具レイアウトのポイント4:曲線の家具で余白をつくって、ゆったりした印象を持たせる
丸みのある家具は、場所を取るから避けているという方も多いのでは? 実は、テーブルやソファなどは四角ではなく円形や丸みのあるデザインのものを選ぶことで、視覚的に余白が生まれて、空間を広く柔らかな印象にしてくれる効果が。
1LDKの家具レイアウト例:個室とLDKが横並びのタイプで空間を広く取りたい場合
間取りのタイプ別に、最適な家具のレイアウト例をご紹介します。 こちらはLDKに入ってすぐにキッチンが配置された間取りなので、ゴミ箱やキッチンが視界に入らないようにパーティションを置いて目隠しに。テレビや冷蔵庫など存在感のある大きな家電は、壁際に1列に配置しましょう。このとき、テレビは大きなボードではなく小ぶりなものを選んで斜めに置くと、空間に余白が生まれ、広く感じられます。 また、ダイニングテーブルやソファは丸みのあるデザインのものを選ぶと、さらに余白が生まれゆとりのある印象に。ソファはあえて斜めに置くことで、動線がスムーズになります。低いチェストの上やLDKのコーナーには植物や置き型の照明などしつらえやデザイン性の高いものを置いて、フォーカルポイントに。