老後はほとんど働きたくないです。いつまで働けばゆっくりできるのでしょうか?
何歳くらいまで働きたいのか
内閣府が全国の60歳以上の男女を対象に実施した「令和元年度 高齢者の経済生活に関する調査結果」では、「何歳頃まで収入を伴う仕事をしたいか(又はしたかったか)」という質問に対し、「65歳くらいまで」と回答した人が最も多く、25.6%にのぼりました。 次いで「70歳くらいまで」が21.7%、「働けるうちはいつまでも」と答えた人は20.6%となっています。 ■60歳以上の就業形態 上記の調査による60歳以上の就業形態は表1の通りでした。
出典:内閣府「令和元年度 高齢者の経済生活に関する調査結果」を基に筆者作成 60歳以上の就業者の多くが、パート・アルバイト(34.3%)や自営業主・個人事業主・フリーランス(33.0%)として働いていることから、高齢者の働き方が多様化していることが分かります。
老後にゆっくり過ごすためには、現役時代にどれだけ資金を準備できるかが鍵
現在65歳まで働くことが一般的になりつつありますが、老後にゆっくり過ごしたい場合は、それまでに必要な資金を準備し働き方や資産運用について計画的に考えることが重要です。 65歳から年金を受け取るだけでは生活費が不足する可能性が高いため、現役時代にしっかりと貯蓄や資産形成を行う必要があります。また、働く年齢や形態についても柔軟に考えましょう。 出典 総務省 家計調査報告[家計収支編]2023 年(令和5年)平均結果の概要(18ページ) 内閣府 令和5年版高齢社会白書(全体版)(PDF版) 第1章 第1節 2(6ページ) 内閣府 令和元年度 高齢者の経済生活に関する調査結果(全体版) 第2章(22、26ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部