映画化で話題! エルヴィス・プレスリーの元妻、プリシラ・プレスリーの純資産
プリシラ・プレスリーについてあまりよく知らないあなたも、この記事と、ソフィア・コッポラが脚本・監督を務めた新作映画『プリシラ』の公開によって事情が変わるかも。全米で11月3日に公開された本作には、ジェイコブ・エロルディやケイリー・スピーニーといった豪華俳優陣、クールな音楽、素敵な衣装、リーゼント、そして、ソフィア・コッポラらしい映像で捉えたエルヴィスとプリシラの真相が満載です。 このたびの映画化や家族間のいざこざなどにより、最近話題のプリシラ・プレスリー。気になるその純資産をご紹介します。
エルヴィスからの慰謝料
エルヴィス・プレスリーに出会ったとき、プリシラはまだ14歳。エルヴィスは24歳で、すでに有名人でした。2年後、プリシラはエルヴィスの邸宅、グレイスランドに移ります。プリシラが21歳になると、ラスベガスで挙式。その後は愛娘のリサ・マリーも生まれて、ふたりはいつまでも幸せに暮らしました…とはいかず、6年間の結婚生活には、不倫、薬物、暴力が絶えませんでした。最終的には1973年に離婚が成立し、エルヴィスがプリシラに72万5000ドル(約1億900万円)と養育費、出版による収益の5%を譲ることで事態を収拾しました。エルヴィスは1977年8月16日に亡くなりました。
事業の成功によって得た収益
1980年代に入ると、プリシラが自身でお金を稼ぐようになったのは有名な話。グレイスランドを世界で最も有名な観光名所にするべくチームを雇い、信託財産を約1億ドル(約150億円)にまで増やしました。他にも、モーメンツという香水を発売し、映画『裸の銃を持つ男』、テレビ番組の『俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ』や『ダラス』などに出演。また、1985年には作家のサンドラ・ハーモンと、自伝『私のエルヴィス』を出版します。本書でプリシラは、エルヴィスとどうやって出会い、恋に落ち、愛が冷めたかを、赤裸々に綴っています(空手の話題も多いのは、エルヴィスが空手の愛好家だったから)。