女子100メートル障害予選で田中佑美、福部真子が大会新の好記録、ハイレベルな代表争いへ/陸上
日本選手権第3日(29日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム) パリ五輪日本代表選考会を兼ねて開催中。女子100メートル障害予選で、1組に出場した田中佑美(25)=富士通=が、大会記録を超える12秒91(追い風0・2メートル)で組1着でゴール。3組では、日本記録保持者の福部真子(28)=日本建設工業=が、田中の記録を超える12秒85(向かい風0・6メートル)で組1着。4組は寺田明日香(34)=ジャパンクリエイト=が12秒95で(追い風0・6メートル)の組1着で、それぞれ午後5時15分からの準決勝に進出した。 この種目のパリ五輪参加標準記録は、12秒77。予選終了時点で突破者はいない。3枠の代表を争う中、世界陸連が定める五輪ランキングでターゲットナンバー内に入っているのは、田中のみ。五輪代表入りへ、参加標準記録の突破などハイレベルな戦いが続く。