浜辺美波「緊張したんですけど、みんながいてくれたので良かった」“六嘘”キャスト6人がサプライズ出演<TGC>
浜辺美波、赤楚衛二、佐野勇斗、山下美月、倉悠貴、西垣匠の映画「六人の嘘つきな大学生」(11月22日[金]公開)出演者6人が9月7日、「第39回 東京ガールズコレクション 2024 AUTUMN/WINTER」(TGC)のスペシャルステージに登場。ランウエーを歩き、トークを披露。また、映画の場面写真も一挙解禁された。 【写真】センターステージで“六嘘ポーズ”を披露する浜辺美波ら6人 ■大ヒット小説を実写映画化した極上のミステリーサスペンス 「六人の嘘つきな大学生」(角川文庫)は、2021年に刊行され現在まで累計60万部を突破、「2022年本屋大賞」ノミネートをなどさまざまなランキングを席巻している浅倉秋成の大ヒット小説。 就職活動を舞台に、6人の登場人物の裏の顔が巧みに暴かれていく“密室サスペンス”要素と、それぞれの暴かれたうそと罪の真相を検証しながら自らの人生と向き合っていく“青春ミステリー”要素を掛け合わせ、圧倒的クオリティーかつ怒涛の伏線回収で人気を博している小説を、監督・佐藤祐市、脚本・矢島弘一によって実写映画化した。 主人公・嶌衣織役の浜辺、波多野祥吾役の赤楚、九賀蒼太役の佐野、矢代つばさ役の山下、森久保公彦役の倉、袴田亮役の西垣という6人が繰り広げるミステリーサスペンス。 ■和やかムードでサプライズ演出について話す6人 今作の宣伝活動として、6人全員がそろうのは今回が初めて。久しぶりの再会となったが、佐藤監督から「撮影中から、とにかく仲が良い6人」と言われているだけあり和やかムード。 「TGC」に複数回出演している西垣は、観客へのサプライズ演出について「“うそ”がテーマの作品なので、皆さんの予想を裏切るような登場がしたいです」と話し、全員で顔を見合わせて「どきどきするね~」と笑顔を見せる。 「6人の仲がとても良いので、それを生かして、緊張せずに楽しめたらいいなと思います」と浜辺がコメントし、6人はテンションが高いまま本番へ。 ■“巨大ハートポーズ”も披露するなど、スタートからハイテンションの6人 会場の大型モニターに予告編が流れ、いよいよにスペシャルステージがスタート。満員の客席からのサプライズ登壇ということもあり、場内は早くも歓声に包まれる。観客に手を振り、手でハートポーズをするなどのファンサービスをした後、6人はセンターステージに集結。 まずは、この日全員で考えた“六嘘ポーズ”で観客を魅了し、さらに赤楚、佐野、倉、西垣が全身を使ってハートを作り、その中から浜辺と山下が顔をのぞかせる、6人での“巨大ハートポーズ”も披露する。 6人それぞれが客席へ向けてランチャーを発射するなど、会場中を巻き込んで盛り上げた後は、ランウエーを颯爽とウオーキングしながらメインステージへ移動。歓声を浴びる中、笑顔で手を振ったり、指差しポーズをするなど、「TGC」のステージを楽しんでいた。 メインステージでは、MCのニューヨーク、鷲見玲奈とともに今作のマル秘話や“うそ”をテーマにしたトークを展開。作品の見どころや撮影の雰囲気について、「各登場人物のキャラクターが立っていて、実際に言ってみたい、エッジの効いたせりふがある作品でした」(赤楚)、「シリアスなシーンが多いけど、6人とも仲が良いので、楽しみながら撮影しました」(佐野)とコメント。 また、映画に掛けて最近ついた“うそ”について聞かれると、山下が「あまりうそはつかないタイプですが、久々に友人に会ったら『太った?』って聞かれて。実は、乃木坂46を卒業してから3kg太ったんですけど、『変わってない』って言っちゃいました」とほほ笑ましいエピソードを紹介した。 最後に、映画公開に向けて「『六人の嘘つきな大学生』は、原作も素晴らしいですが、映画も驚きの展開です。ぜひ見てください」と浜辺が締めくくり、大きな拍手と歓声に包まれながら6人の「TGC」出演は終了した。 ■「TGC」出演への喜びを明かす“六嘘チーム” “六嘘チーム”での「TGC」出演について、「結構、直前まで緊張したんですけど、みんながいてくれたので良かったです」(浜辺)、「ギリギリまでみんなでふざけてて、少しふざけたまま登壇したんですけど、楽しかったです」(赤楚)、「6人のハートポーズの形がいびつかなって思いましたが、できてて良かったです」(佐野)と振り返る。 さらに、「シークレット出演でしたが、客席を見たら名前のうちわとかあってうれしかったです」(山下)、「とんでもなく大勢の人がいて緊張しました」(倉)、「客席から登場が初めてで、お客さんとの距離があんなに近いことがなかったので、新鮮で楽しかったです」(西垣)と、それぞれ喜びを口に。 最後に、今回の「TGC」を皮切りに始まる宣伝活動の目標について聞かれると、赤楚が「現時点で友情度100%だと思うけど、これが終わる頃には200%くらいの気持ちになりたいよね。一生一緒、ズッ友みたいな!」と意気込むが、佐野が「普段、そんなことないじゃん。冷め切ってるじゃん」と冷静にツッコみ、一同大笑いを見せていた。 さらに、この日はリクルートスーツに身を包み、シリアスな表情で嘘を暴き合うカットなど、映画の場面カット10点が一挙解禁。「スピラリンクス」へ入社するために一丸となって課題に取り組んでいた6人が、急に「1人だけしか入社できない」ことを知った瞬間や、謎の封筒を見つけて関係性が壊れていく様子など、緊迫感あふれるものとなっている。 ■映画「六人の嘘つきな大学生」ストーリー 誰もが憧れるエンターテインメント企業「スピラリンクス」の新卒採用。最終選考まで勝ち残った6人の就活生に課せられたのは、「6人でチームを作り上げ、1カ月後のグループディスカッションに臨むこと」だった。全員での内定獲得を夢見て万全の準備で選考を迎えた6人だったが…急な課題の変更が通達される。 「勝ち残るのは1人だけ。その1人は皆さんで決めてください」。 会議室という密室で、共に戦う仲間から一つの席を奪い合うライバルになった6人に追い打ちをかけるかのように、6通の怪しい封筒が発見される。その中の1通を開けると…。 「×××は人殺し」。 そして、次々と暴かれていく6人のうそと罪。誰もが疑心暗鬼になる異様な空気の中、1人の犯人と1人の合格者を出す形で最終選考は幕を閉じる。 悪夢の最終面接から8年が経ったある日、スピラリンクスに1通の手紙が届くことで衝撃の事実が発覚する。それは、“犯人の死”。 犯人が残したその手紙には、「犯人、×××さんへ。」という告発めいた書き出しに続き、あの日の全てを覆す衝撃的な内容が記されていた。残された5人は、真犯人の存在をあぶりだすため、再びあの密室に集結することに。 うそに次ぐうその果てに明らかになる、あの日の「真実」とは――。