アルカラス、モンフィス下し3年連続の16強「彼は素晴らしいアスリート」<男子テニス>
マイアミ・オープン
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は25日、シングルス3回戦が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)が世界ランク47位のG・モンフィス(フランス)を6-2,6-4のストレートで破り、3年連続3度目のベスト16進出を果たした。 【アルカラス、シナー、メドベージェフらマイアミOP組合せ】 2022年大会で優勝、昨年はベスト4に進出している20歳のアルカラス。今大会は初戦の2回戦で世界ランク64位のR・カルバレス バエナ(スペイン)をストレートで破り3回戦へ駒を進めている。また、BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)でもタイトルを獲得しているアルカラスは、マイアミ・オープンとの2大会連続優勝「サンシャイン・ダブル」の可能性を残してもいる。 この試合の第1セット、序盤は互いにコートカバーリング力をいかしたストローク戦が展開されるも、モンフィスが左足首を負傷。その後は流れが完全にアルカラスに傾き、4度のブレークに成功して1時間14分で勝利となった。 男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されている。 「彼(モンフィス)は素晴らしいアスリートだ。彼はほとんどすべてのボールに届くんだ。でも同時に、僕のベストショットであるフォアハンドで彼をコートのあちこちに移動させ、少し疲れさせ、ポイントを支配するチャンスを作ろうとしたんだ」 アルカラスは4回戦で第16シードのB・シェルトン(アメリカ)と第23シードのL・ムセッティ(イタリア)のどちらかと対戦する。 同日には第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第8シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第9シードのA・デ ミノー(オーストラリア)、第11シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)、第15シードのK・ハチャノフらが16強に駒を進めている。