神戸、終盤の2得点で一度は逆転もドロー…名古屋もMF稲垣の芸術的ボレー弾実らず
20日、明治安田生命J1リーグ第24節ヴィッセル神戸対名古屋グランパスが行われた。 【ゴール動画】名古屋MF稲垣祥、神戸戦でスーパーボレー炸裂! ホームの神戸は、直近のリーグ戦4試合で2勝2分と無敗を維持。対する名古屋は前節8試合ぶりの白星を掴み、今節は連勝を目指す一戦となった。 先制したのはアウェイの名古屋。22分、相手のパス回しの隙を見逃さなかったFWパトリックがペナルティエリア手前でこぼれ球に反応すると、ダイレクトのシュートでボールをゴールへと流し込んだ。 対する神戸は33分、敵陣左サイドでボールを受けたFWジェアン・パトリッキが、右足でクロスを供給。ゴール前で待っていたMF佐々木大樹がヘディングシュートでゴールネットを揺らした。 試合は1-1でハーフタイムとなる。 迎えた後半、勝ち越したのは名古屋だった。左CKを獲得すると、MF森島司はペナルティエリアの手前へ柔らかいボールを蹴る。待っていたMF稲垣祥は体を傾けながら左足でボレーシュートを放つと、ボールはゴール左へと吸い込まれた。稲垣の芸術的な一撃で、再び名古屋がリードを奪う。 このままスコアは動かず試合終了かと思われた90分、神戸は途中出場のMF山内翔がゴールネットを揺らし、土壇場で同点に追いつく。そて勢いに乗った神戸は後半アディショナルタイム、DF山川哲史が右サイドから右足でクロスと送ると、こちらも途中出場のDF菊池流帆がヘディングシュートを決め、逆転に成功した。 しかし勝ち越した神戸だが、その後のプレーでPKを献上。稲垣にこの日2点目となるゴールを許し、結局試合は3-3の引き分けで幕を閉じる結果となった。 【スコア】 ヴィッセル神戸 3-3 名古屋グランパス 【得点者】 0-1 22分 パトリック(名古屋) 1-1 33分 佐々木大樹(神戸) 1-2 54分 稲垣祥(名古屋) 2-2 90分 山内翔(神戸) 3-2 90+3分 菊池流帆(神戸) 3-3 90+10分 稲垣祥(名古屋)
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