『スト6』最新アプデでJPが弱体化、リュウとジェイミーは強化。「バランスをならす」目的のアップデートでケンとルークは調整へ
カプコンは2月27日、『ストリートファイター6』のアップデートを開始し、アップデート内容を公式にアナウンスした。 アップデートではYear1追加キャラクター「エド」の配信が開始されたほか、トレーニングモードの不具合の修正、各キャラクター性能の調整が施されている。 バトルに関する調整に関しては、JP、ルーク、ケンなどのナーフ調整、リュウとジェイミーの強化などが注目を集めている。 このたびのバトルに関するアップデートは、バランスをならすことを目的として実施されている。公式の発表によると、一切変化の無いキャラクターや弱体化のみのキャラクターに関しては、今後実施される全体調整にて実施予定であると伝えられている。 まず、バトルの調整に関して注目したいのは、「JP」だ。 大きな変更点としては“しゃがみ強パンチ”における上半身の対空無敵が削除されたほか、「アムネジア」の補正の数値が全体的に追加されることでコンボダメージが減少した点。「JP」のプレイヤーにとっては大きな変化となるだろう。 和歌山のプロeスポーツチーム・和歌山インダミタブルパンダに所属し、JP使いとして名を馳せるジャッシー選手はアップデートの変更を検証したポストを投稿している。動画の内容を確認すれば、実際にコンボダメージが大きく減少したことが伺える。 また、世界大会「CAPCOM CUP X」が実施された中でXのトレンド入りを果たしたルークの“しゃがみ中パンチ”の空振り時の硬直が増加したこと、やられ判定が拡大された変更も注目だ。 弱体化にあたる調整としては、ケンの「掴み膝蹴り(前投げ)」を画面端で使用した際に距離が離れることで従来の“柔道”がし辛くなったことや、春麗の「空中百裂脚」に補正が追加されたこともユーザ間で話題を呼んでいる。 いっぽう、強化に関してはリュウとジェイミーの強化が注目を集めている。 リュウは波掌撃が全体的に強化された点が大きな変更点であり、弱版の波掌撃は「ガード時-3フレーム」となることで確定反撃がなくなった。 ジェイミーに関しては「前投げ」からキャラクター固有要素の「酔いレベル」を上昇させられる派生技が追加されたこと。使用後にすでに獲得していた「酔いレベル」をリセットする仕様だったSA2・絶唱魔身使用後も、仕様前の「酔いレベル」に戻す仕様になった点が大きい変更であるだろう。 各キャラクターの強化は「個性を十分に発揮できていなかったキャラクターの強化」であると紹介されており、ふたりが活躍する機会が増えることに期待できそうだ。 バトル以外の要素としてはバグの修正などが中心となっているが、モダンに関する検証で発生していた問題を解消するアップデートや、モダン操作においてコントローラー設定で「投げ専用ボタン」が設定できるアップデートなども施されている。 上述した以外にも複数のキャラクターがアップデートされているため、実際に対戦などを楽しんでいるプレイヤーは公式サイトにて詳細をチェックしよう。
電ファミニコゲーマー:りつこ
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