『転スラ』アニメ第3期のスタートラインを切った10周年記念ライブを振り返る
大人気異世界ファンタジー『転生したらスライムだった件』(以下『転スラ』)のWEB小説連載開始10年の節目を迎えたことを記念して、12月16日(土)に松戸・森のホール21(松戸市文化会館)で豪華出演者による『転スラ』初のスペシャルライブ「転生したらスライムだった件 転スラ 10thライブ」が開催された。 【関連画像】岡咲美保、前野智昭らが集結!『転スラ 10thライブ』ステージの様子を見る(写真38点) 今回のライブに出演したのは岡咲美保(リムル役)、豊口めぐみ(智慧之王役)、前野智昭(ヴェルドラ役)、古川慎(ベニマル役)、日高里菜(ミリム役)、田所あずさ(クロエ役&主題歌アーティスト)、熊田茜音(エレン役&主題歌アーティスト)のキャスト7人と主題歌アーティストのTRUE、STEREO DIVE FOUNDATION、MindaRynの計10人。 ※寺島拓篤(三上悟役&主題歌アーティスト)は体調不良で欠席。 ライブは、MindaRynによる劇場版『紅蓮の絆編』主題歌「Make Me Feel Better」、そしてTVアニメ第2期オープニング主題歌第二弾「Like Flames」から幕を開けた。田所、岡咲、熊田ら声優アーティストとしても作品に参加したキャスト陣がステージに登場すると、会場のボルテージは早くも急上昇! さらに爽快なサウンドにのせて田所が「リトルソルジャー」を、岡咲が作品やリムルとシンクロした「ココロトラベル」を披露して、会場を華やかに盛り上げていく。 続けて「Brand new diary」をパワフルに歌い上げた熊田は、寺島がフィーチャリングで参加している「VISIONS(feat.寺島拓篤)」をスピーカーから流れる寺島の歌声と共に熱唱。スクリーンに映し出された映像にのせて響き渡る歌声に観客は大興奮となっていた。 ライブの合間には、イベントのために書き下ろされたオリジナルストーリーの朗読劇が展開。リムルたちが自分たちの国であるテンペストの歴史を絵本にする内容で、会話のオチが曲のタイトルにリンクしていたり、イベント会場のある松戸をネタにするなど、リムルやヴェルドラ、ミリムたちが繰り広げるコミカルな掛け合いに客席からは大きな笑い声が上がっていた。 スクリーン上の年表を見ながら『転スラ』の10年を振り返るトークコーナーでは、岡咲がリムル役のオーディション時に人型を「めっちゃカッコつけた男の子」で演じ分けたものの、ややこしくなるのでスライム型のリムルの声に統一したという裏話を披露。 「転スラジオ」での熊田のやらかしエピソードが掘り起こされると、熊田が古川にジャンピング土下座するなど、キャストの和気あいあいとした空気が伝わる内容が展開した。 (C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会